Movable Type 3.01D-ja と 2.661 の違いを探る

http://hxxk.jp/2004/10/01/0235

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2004-10-01T02:35+09:00

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概要

Movable Type 3.01D-ja と 2.661 のテンプレートの違いを確かめるために、実際に共存させてみました。

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記事本文

Movable Type 3.01D-ja と 2.661 を実際に共存させる

Movable Type 3.01D-ja と 2.661 のテンプレートの違いを確かめるために、実際に共存させてみました。

この時点ではどちらの方にも記事を投稿していませんし、これ以外の各コンテンツはまだ 2.661 のままで構築しています。 これからサンプル記事を投稿してみたり、色々カスタマイズしてその違いを確かめてみたりしようと思います。

なお、 2.661 の方は、 Milano::Monolog: 日本語化パッチで配布されている日本語化パッチを適用した状態のものを指しますので、全くのデフォルトとは言えないかもしれません。

現在はサンプルの公開は終了しています。

テンプレートを見比べて比較

weblog の設定やテンプレートのカスタマイズを全く行わない状態で、テンプレートを比較してみました。 なお、 Main Index や 各種アーカイブなどについては、テンプレートの記述の比較ではなく、実際に記事を投稿してみて比較しています。

ATOM
  • <issued><$MTEntryDate format="%Y-%m-%dT%H:%M:%S"$><$MTBlogTimezone$></issued><issued><$MTEntryDate utc="1" format="%Y-%m-%dT%H:%M:%SZ"$></issued> に変更になっている以外は同じです。

RSD
  • 全く同じです。

RSS 1.0
  • <dc:language>ja</dc:language><dc:language><$MTDefaultLanguage$></dc:language> に変更になっている以外は同じです。

RSS 2.0
  • 大きく違っています。 2.661 の方では名前空間を指定した要素で構成されていましたが、 3.01D-ja では名前空間を指定した要素はありません。

styles-site.css
  • 冒頭の @charset "Charset ( mt.cfg で設定した文字コード ) " の記述がなくなっています。

    デフォルトテンプレートの XHTML ソースの head 要素でも、 rel="stylesheet" が指定されている link 要素において、 charset 属性は指定されていません。 そして、デフォルトの状態での styles-site.css には日本語の値は含まれていませんが、 font-falily プロパティの値や :after 擬似要素の content プロパティの値で日本語を使用することは充分に考えられます。

    一応サーバ上に生成される CSS は、 mt.cfg の設定を元にして文字コードを決定するようです。 FTP でダウンロードしてみると、 EUC-JP になっていました。 よって、必ずしも @charset が必要というわけではありませんが、無いよりはあった方が確実性は増すと思います。

    ただし、私が検証した 2.661 は日本語パッチを当てた状態のものですので、もしかしたら本来の英語版の 2.661 には @charset は記述されていなかったのかもしれません。 ( 文字化けに気を遣う必要もほとんどないでしょうし。 )

Comment Listing Template
  • コメントの投稿フォームが、 <MTCommentFields> というテンプレートタグによってまとめられ、別途展開するように変更されています。

Comment Preview Template
  • コメントの投稿フォームが、 <MTCommentFields> というテンプレートタグによってまとめられ、別途展開するように変更されています。

Comment Error Template
  • コメントの投稿フォームが、 <MTCommentFields> というテンプレートタグによってまとめられ、別途展開するように変更されています。

  • <br /> <br /> といった記述が p 要素に改められていたり、 <b> 〜 </b><strong> 〜 </strong> に改めていたりと、ある程度論理的なマークアップに近付いている印象を受けました。 ( 個人的にはエラー理由を強調する意味は無いと思いますが。 )

コメント保留のテンプレート
  • 2.661 には存在しないテンプレートです。 コメントスパム防止用のテンプレートでしょうか。

TrackBack Listing Template
  • 各項目の表示形式が少し変わっていますが、抜本的な変更は無いようです。

Uploaded Image Popup Template
  • img 要素の border="0" が無くなり、また空要素として /> で記述されるように変更されています。

    そもそも DOCTYPE 宣言すらないので、どちらの形式を取るべきなのか判断しかねますが。

記事を投稿してみて比較

weblog の設定やテンプレートのカスタマイズを全く行わない状態で、両方の weblog にそれぞれ 2 件の同じ記事を投稿してみました。 以下実際の記事を見比べての感想など。

全般的な XHTML ソースについて
  • xml 宣言が無いのは 2.661 も 3.01D-ja も変わらず。 charset を UTF-8 以外にも設定できるような設計になっているのだから、是非とも xml 宣言をすべきだと思います。

  • 2.661 では <span class="description"><$MTBlogDescription$></span> として配置されていた weblog の概要が、 3.01D-ja では <h2><$MTBlogDescription$></h2> として配置されるように改善されています。

  • 2.661 も 3.01D-ja も一応は Valid XHTML 1.0 Transitional! のようです。 しかし、 body 直下に #PCDATA を記述して、 div 要素で囲んでいるだけといった部分もあり、 Valid ではあるけれど設計思想に甘さが見えてしまう構造なのは 3.01D-ja でも改善されていません。

  • サイドバー、とでも言うのでしょうか、ナビゲーションを記述している部分が、 2.661 では <div id="links"> 〜 </div> となっていたものが、 <div id="right"> 〜 </div> に改悪されています。

    同様に、本文部分も <div id="content"> 〜 </div> となっていたものが、 <div id="center"> 〜 </div> に改悪されています。

Main Index
  • カレンダー、検索、アーカイブ、最近のエントリ、 Powered by 〜 の表示、そして本文という構成は変わらず。

  • Main Index からコメントを投稿する際に、 2.661 では JavaScript によるポップアップだったものが、 Individual Entry Archive の #comments にナビゲートされるようになっています。 これは個人的には非常に嬉しい改善だと思いました。 ( 2.661 の時に、「なんで Individual Entry Archive にコメント投稿フォームがあるのに、わざわざポップアップさせるの ? 」と思っていたので。 )

  • Main Index の本文部分から Individual Entry Archive へのナビゲーションは相変わらず投稿時間をアンカーテキストとしたもののまま。 投稿時間を示す文字列と、 Individual Entry Archive 自身とに全く関連性が無いと言うつもりはありませんが、 Movable Type によって作られたサイトを見慣れていない閲覧者は戸惑うのではないでしょうか。 まだ h3 要素の記事タイトルから Individual Entry Archive へのリンクを行った方が良い気がします。 ( 私はその方式も好ましく思っていませんが、それはまた別の機会に。 )

Master Archive Index
  • 特に大きな違いは無いようです。

Individual Entry Archive
  • <$MTEntryPermalink$>URI の命名規則が、 2.661 では <$MTArchiveLink$><$MTEntryID$>.* となっていたものが、 3.01D-ja では <$MTEnteryTitle$> を基本としたものとなっています。 ( 色々試したのですが、テンプレートタグでは再現できませんでした。 ) これにより、閲覧者は URI を見るだけである程度の投稿時期が分かりますし、また weblog の作成者は過去の日付の記事を投稿する際に URI の整合性を気にする必要はなくなるでしょう。 ( 2.661 の <$MTArchiveLink$><$MTEntryID$>.* は auto_increment なので、後から過去の日付の記事を投稿するのは躊躇われていました。 )

Data-Based Archive
  • URI の命名規則が、 2.661 では <$MTArchiveLink$><$MTArchiveDate format="%Y_%m">.* となっていたものが、 3.01D-ja では <$MTArchiveLink$><$MTArchiveDate format="%Y/%m/">index.* となっています。 これはおそらく前項の変更に伴うものなのでしょう。

Category Archive
  • デフォルトでは使用されないため、検証していません。

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