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短縮表記という悪しき流行
accesskey に関する記事群へ反応にて
一部の理論で発せられる流行というのは、昨今の weblog ブームで悪い意味で加速していると思う
と書いたのは実はこのことだったのですが。
大まかな流れとしては、
- :-)ネタフルというサイトが「 [N]ネタフル」という表記 ( 2005-01-11T01:11:32+09:00 時点では「 :-)ネタフル」という title 要素だったため確認できず ) をしていた
- [を] 自分のサイトの簡易表記にてそれを真似する方がいて、それをきっかけに波及
- [ス] サイト簡易表記一覧にてリストが作成される
- 簡易表記一覧 - Easy Notation にてリストが引き継がれる
といった感じでしょうか。 で、これはサイト名によっては当然重複するものが出てくるでしょうけど、その場合の処理はどうしているのでしょう ?
見方を変えればいいのかもしれません
Authors should use the TITLE element to identify the contents of a document. Since users often consult documents out of context, authors should provide context-rich titles. Thus, instead of a title such as "Introduction", which doesn't provide much contextual background, authors should supply a title such as "Introduction to Medieval Bee-Keeping" instead.
著者は、当該文書の内容を識別するためにTITLE 要素を用いる必要がある。 ユーザは文脈抜きで文書を参照することがあるため、著者は文脈を踏まえたタイトルを提供する必要がある。 つまり、著者は、「概説」などの文脈不明なタイトルではなく、「中世の養蜂についての概説」のようなタイトルを提供しなければならない。
仕様にはこうあるため、そのサイトの文書であることを表すために title 要素にサイト名を入れるならば、そのサイト名を無意味に省略・短縮すべきでないと考えるのは自然なことでしょう。
しかし、短縮表記を採用している方の中には、「 1 文字 ( または 2 文字 ? ) に短縮してもうちのサイト名だと分かるはず」と反論される方もおられるでしょう。 そういった反論を私にされる方が実際に出てくるかは分かりませんが、もし出てきた場合は短縮された表記こそがそのサイトの正式名称として認識することにします。 ( でも、「を」とか「ス」とだけ言われても、どちらも今回初めて見たサイトなので、何のサイトかさっぱり分かりません。 )
:-) ブログタイトルの短縮表現がブーム?ではデメリットとして
- 「Nの人」と呼ばれる
- サイト名が[N]だと思われる
と認識される可能性があると示唆していますが、だって title 要素でそう名乗っているんでしょう ? いつ [N] から :-) に変えたのかは知りませんが、私はその時の title 要素を用いてリンクアンカーとするでしょう。 そして時を経てまた別の記事にリンクしようとする時に title 要素に書かれていたサイト名が変わっていても、過去の記事に対して整合性を取ろうとすることはしないでしょう。 本人が能動的に変えているんですから、私はその時々の表記に従うだけです。
想定される反論とその回答
- うちのサイト名は正式名称は「 ****** 」であって、 [*] はあくまで短縮表記なだけだ。 [*] だけで紹介するのはやめて欲しい。
-
title 要素にそう書いている以上、 [*] が正式名称でしょう ?
- 深く考えず、流行に乗ってみただけだった。今は元に戻している。
-
流行に乗る前に、それが正しいことかどうか確認してください。
- ウチとあそこは同じ [*] を名乗っているが別のサイトだ。ウチが先に [*] を名乗ったから、他に [*] の短縮表記をしているところはけしからん。
-
どっちもどっちという気もしますが、同じ名前になった以上、極端な話同じ内容を表す名前として捉えられてもしょうがないのでは ?
- これは一過性のお遊び企画だよ。
-
少なくとも、その時点で愚かな行為をしているという事実は、後になっても残ります。
- タブブラウザのタブバーに表示された時に一目で分かって見つけやすくなるんだよ。
-
そんな小手先のことをしなくてもいいような title 要素を付けてください。
もしくは favicon を工夫するとか。そもそも、タブバーの表示というのはそのブラウザの実装によるので、短縮表記をする根拠にはなり得ません。 SDI のブラウザのケースを想定すると、短縮表記がノイズになるということが浮き彫りになると思います。 タブバーの表示という点に絞って視認性を高める目的であれば、 ( タブブラウザの実装に拠りますが ) favicon を使用するという手段もあります。
ああ、そうか
これって、 "click here" をリンクテキストとしてしまう人と同じようなことなのかな、とふと思いました。 HTML における title 要素の重要性、リンクアンカーのテキストの重要性を知っているならこんな馬鹿げた流行に疑問を抱かないはずがありませんし。
- Don't say "click here"; not everyone will be clicking - Quality Web Tips
- 「Don't use "click here" as link text」邦譯
そういったことを、短縮表記採用サイトを見回っているうちに気が付きました。
この辺やここら辺の流れに乗ってうちも簡易表記を始めた。
[P]。ここにも登録してみた。 以前いろんな祭りに乗り遅れたんで、今後は脊髄反射でどんどん乗っていきたい。
[P] W3C信者アイコン(ちまちまボタン)なんて事を書いている割に短縮表記と "click here" ですか。 脊髄反射で動く前に仕様を読んでください。
ブログを書く際の俺的正書法 - PLAYNOTE にて、何故 "click here" を使っているかの表明がなされたため、上記削除部分の発言は撤回。 また、現在は短縮表記も行っていないようです。 ( favicon入れた - PLAYNOTE )

