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blogmap は description を収集する
ARTIFACT@ハテナ系 - blogmapの巡回がはてなダイアリーに偏っている?経由で。
最近はてなダイアリーはRSSのdescriptionに含まれる情報量を増やせるようにしました。 また、もともと日記系ツールということで、1エントリー(<h3>タグ間)が短くなりがちな分、他のblogツールと比べるとdescriptionの中に本文中の主要な要素(ISBNとかURLとか)が含まれやすくできています。
一方、通常の(MT系みたいな)blogサイトだと、1エントリーは長文になりがちで、その冒頭をdescriptionとして取り出した場合に、blogmapの解析対象要素がそこに含まれないという場合が出てきます。
引用部で述べられている通り、はてなダイアリーは
description をユーザが記述できるように
descriptionに含まれる情報量を増やせるように
なりました。
( はてなダイアリー日記 - rssモジュールのdescription表示拡張について )
対して Movable Type やそれに類似した weblog サービスでは本文の冒頭部分を description としている、と述べていますが、必ずしも冒頭部分が description となるわけではありません。 少なくとも、 Movable Type では以前から概要 ( Movable Type の場合は description ではなく excerpt と表現していますが ) を自分で記述することはできました。
おそらく ishinao さん ( tdiary.ishinao.net ) はその辺りを知った上で、 「 ( excerpt を自分で書いている人はほとんどいないから ) 冒頭を description として取り出す」 として書いたのかもしれません。
繰り返しますが、 description については、 Movable Type もはてなダイアリーもユーザ側で書くことができます。
はてなダイアリーははてなダイアリー日記で告知したことで、 description の持つ重要性をユーザにうまく周知できたことが、結果的に blogmap への親和性を高めた理由になったのではないでしょうか。
ARTIFACT ―人工事実―の例
ただ、この話題を取り上げた加野瀬未友さん ( ARTIFACT ―人工事実― ) の場合、概要部分は本文の冒頭から自動生成されています。
例えば、私がこの記事を書いている時点での ARTIFACT ―人工事実―の最新記事、 ARTIFACT ―人工事実― | 『ユリイカ』2005年4月号「特集*ブログ作法」の概要部分は、
dc:description="『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法 オタク系ブログの記事を担当させていただいたブログ特集のユリイカが発売されました。特集内容は下記の通りで、なんかすごいことになっています。 青土社−ユリイカ 2005年4月号 ■痛快娯楽大河座談会一挙掲載 激突!はてな頂上作戦 仲俣暁生 栗原裕一郎 鈴木謙介 吉田アミ ■ブログは燃えているか? 史上最弱のブロガー 内田樹 「ブログ作法とは何か」とは何か 北田暁大 接続者のしかばねの上に萌えるもの、あるいは工作者の逆襲? 上野俊哉+泉政文 ■私の眼を通り過ぎていったネットたち BBSからブログへ――極私的ブログ考 稲葉振一郎 ミクシィは「出会い系」か?――2ちゃんねる・ブログ・ミクシィ 小谷野敦 ■ブロガー、その栄光と悲惨 「たけくまメモ」繁盛(させたい)記――誰もがメディアになる時代 竹熊健太郎 ブロガーがネットを発見する スズキトモユ ■紙が批判する 活字とWebのコンティニュイティ――雑誌化したBlog 佐藤真 日記からアクションが生まれる 南陀楼綾繁 遮光された部屋――ブログの画面論 鈴木一誌..."
といったようになっています。
(
もし、概要に記述がないときは、エントリーの最初の20ワードに、省略を表わす ... をつけて、代わりに使います
とあるため、 ... があるということはイコール概要の記述をしていないということです。 )
少し古い記事になりますが、ARTIFACT ―人工事実― | MovableTypeサイトのヘッドラインを表示するシステムにて、
「Excerpt (概要)」という項目があって、これは通常のページ表示には反映されないので何かと思ったんですが、ここに入力しておくとRSSの要約セクションに本文のかわりに入れてくれるんですね。 これは印刷媒体でいえば「見出し」に相当します。 せっかくだから、自サイトの表示にも応用したいので今度研究してみる予定。
と、概要について触れているので、知らないということはなさそうです。
RSSで全文情報が入っているのは一部だけだから、RSS検索エンジンというのは結構こぼれ落ちるものが多いのでは…と思っていた
と仰っていますが、必ずしも全文情報が入るとは限らないのだから、そもそもこぼれ落ちるという表現は適切ではないと思います。
全文を GET するという動作を期待するのなら、 RSS を必ず用いる必要もありませんし、もし適切な概要を提供することを怠った上で
「本文から情報を拾ってくれない」
と言うのはお門違いでしょう。
( ただし、加野瀬未友さんはこぼれ落ちることを客観的に捉えて、そのこと自体に不満を述べているわけではなさそうですが。 )
絵文録ことのはの例
また、
「絵文録ことのは」がblogmapのユリイカに言及したサイトとして表示されない=blogmapで巡回されていないという話が出てます
として例に出された絵文録ことのはも、概要部分は本文の冒頭から自動生成されています。
ただ、絵文録ことのはの場合は、
<$MTEntryBody$>
自体を概要として捉えている感があります。
短い分量の記事の場合は全文をそのまま概要とし、長い分量の記事は冒頭段落を単なる初段落とせず、これから展開する話題の概要になるような文章にし、
<$MTEntryMore$>
にて本文を展開する形式になっています。
要するに、冒頭部分が概要になることを知って、そこに含まれるであろう文章の内容が概要足りえるように意識して書いているのだと思います。
概要の重要性は Movable Type ユーザにあまり浸透していないのか ?
以前にも、 概要 ( excerpt ) の重要性でトラックバック送信時の excerpt の重要性を説明したり、 概要 ( excerpt ) を書くことのメリットで excerpt のメリットを説明しましたが、やはりまだまだ進んで書いている人は少ないようです。
前項の絵文録ことのはのように、 「冒頭部分を概要になるように意識して書いている」 場合は excerpt を進んで書いている場合とほぼ同様の効果が得られるのでしょうが、そういった意識を明確に持っている Movable Type ユーザもそう多くは見かけません。
適切な概要を提供しても、そのメリットが直接的には見えないためなのかもしれませんが、例えば blogmap の巡回に最適化するのが目的であれば、概要欄に関連する ISBN コードや URI を記述するようにすれば良いのです。 もちろん、特定のサービスに向けた最適化を至上命題とするのはあまり良くありませんが、単に冒頭をそのまま概要とするよりはよほど概要として適切ではないかと私は思うのです。

