2005-06-29 アーカイブ

http://hxxk.jp/2005/06/29/

Musical Baton がいかに危険でいかに迷惑かという話

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2005-06-29T22:35+09:00

タグ
概要

Musical Baton はマーケットアナリストによる仕掛けで始まり、音楽著作権団体の私的録音・録画補償制度を正当化するための後ろ盾として広まり、そして後に残るのは食い尽くされたトラフィックの残骸ということのようです。

リプライ

12 件のリプライがあります。

記事本文

ある種のトンデモ理論

憶測で構築された記事と、それを証左として批判を行っている記事。

まとめなんてものを作って拡大に拍車をかけている張本人が何を言うか」と反論されるかもしれませんが、私自身は同種の音楽的嗜好を持つ人を探すのと、自分が受け取ったバトンのルーツを知ること、そして自分が廻したバトンの行方を知りたいがために作っただけであって、それ以外の副次的な利益や効果は得ていません。 バトンを受け取った人がまた廻すか、それとも止めるかなんてそれこそ本人の判断によるものでしょう。 ( 公にリンクされたから、またはトラックバックされたから答えなきゃいけない雰囲気になるというのは結果論であって、最終的に判断を下すのは受け取った本人です。 )

  1. 憶測その 1 - 仕掛け人はマーケットアナリスト
  2. 憶測その 2 - Musical Baton は違法コピーの証拠 ?
  3. 憶測その 3 - Musical Baton はトラフィックに荷重をかける
  4. Musical Baton を全肯定するつもりはないけれど
  5. トラックバック送信先

憶測その 1 - 仕掛け人はマーケットアナリスト

ここまで書けばおわかりだろうが、これを仕掛けたのは音楽業界のマーケットアナリストだろう。 これを流行らせれば、わざわざ調査のために聞き回る必要もなく、ググってブログページを収集すればその日の統計が取れるのだ。

Musical Baton の質問を根拠として 音楽業界のマーケットアナリストだろう と断定してありますが、アナリストである証拠はどこにあるのでしょう ? ググってブログページを収集 するなりバトンを廻した元のリンクを辿ったりするなりしてその証拠を掴めばいいのでは ?

こう書くと「じゃあ仕掛け人がマーケットアナリストじゃないという証拠を出せ」という悪魔の証明を求める人もでてきそうですが。

天漢日乗: "Musical Baton"の危険性についてはこのマーケットアナリスト論を疑うことなく前提として 彼らは、あなたの書いたblogを自分たちの商売に利用しているのだ と断定していますが、その前提が確たる証拠を得なければ、その結論には帰結しないでしょう。

憶測その 2 - Musical Baton は違法コピーの証拠 ?

匿名のブログならともかく、実名を挙げているSNSにおいて自らの著作権違反を露呈している場合は注意した方が良い。 あとで、著作権を管理する音楽団体から以下の様なメッセージが届くかもしれない。

「数十ギガバイトの音楽ファイルはどこから入手されましたか?」

自分の回答では 18.56GB になっていますけど、エンコードしていない CD ( たぶん 100 枚くらいはあります ) まで合わせてエンコードすれば、おそらく 30GB は確実に超えると思います。 私の場合はそんなに大きな HDD を使っているわけではないので、全部をエンコードするようなことはしていませんが。

もちろん、私以外の回答者が全て同じような状況かというかと、そうではないと思います。 ただ、もし違法コピーが大部分を占めているユーザが大半ならば、 Musical Baton が発生しようとしまいと、いずれ自業自得で何らかの影響が出てくるんじゃないでしょうか ? 単に音楽ファイルの容量が大きいだけで違法コピーの疑いをかけられるなら、それは熱心な音楽ファンを侮辱していることに他ならず、音楽業界自体の首を締めるだけだと思います。

憶測その 3 - Musical Baton はトラフィックに荷重をかける

"Musical Baton"とその亜種が悪辣なのはいたずらにトラフィックに荷重をかける「チェーンメール」のblogバージョンである

今回、最も私が疑問を抱いた主張がこれ。 確かにチェーンメールは無駄なトラフィックを生むでしょう。 しかし、それをそのまま weblog に当てはめて考えるのは間違っています。

チェーンメールを送った発端の人が、そもそもチェーンメールを送らなかったら、あるいはチェーンメールの伝播の途中経過にある人が、そこでチェーンメールを止めてしまえば、トラフィックの増加は起こりえません。

しかし、 Musical Baton を始めた発端の人が、そもそも Musical Baton を始めなかったら ? あるいはバトンを廻された人が回答をしない、または回答はするけど廻さないという選択を取ったら ?

そういったケースを考えてみても、それは単に Musical Baton となるはずだった weblog の内容が別の内容に置き換わるだけで、トラフィックの量は変わらないでしょう。 多くの人が自分の weblog に同じような内容の記事を書く、多くの人が自分の weblog に思い思いの記事を書く、その「記事を書く」ことで生じるトラフィックという観点においては、内容がどういったものであるかというのは関係ありません。

1 つの記事から最低 6 つのリンク ( バトンが廻ってきた元 + バトンを廻す先 *5 ) ができるから、バトンを廻すためにトラックバックを送るから、トラフィックが増大するのだという反論があるかもしれませんが、 WWW 上に HTML の形で公開する以上、リンクによるトラフィックが生じるのは自然な成り行きです。 ( トラックバックによるトラフィックの増大は確かにあると思いますが、トラックバックを使ってバトンを廻す手法は個人的に間違っていると思うので、それを肯定するつもりはありません。 )

リソースを無駄遣いする と主張する根拠は何なのでしょう ?

Musical Baton を全肯定するつもりはないけれど

今回取り上げた記事以外にも、 Musical Baton について懐疑的な意見を書いた記事や、そのあり方を問う意見を書いた記事はたくさんあります。 それらは充分に考察をされ、同意を覚える内容ばかりだったので参考記事として記録しても良かったのですが、 Musical Baton に深く関わった私がそれを行うことで論っているように見えるのを避けるため、ひとり頷きながら読むに留めていました。

しかし、今回取り上げた分は憶測によって前提が作られており、思い込みの域を出ていないんじゃ ? と思ったのでこうして取り上げてみました。 もし主張されるだけの明確な根拠があるのであれば、内容自体には納得できる点があるので、お時間があればそう考える根拠を追記なりコメントなりで示していただければと思います。

トラックバック送信先

スパムメール料理法 / Spam Mail Cooking - チェーンブログ:Musical Baton

「音楽業界のマーケットアナリストだろう」と断定できる根拠は何でしょうか。 質問から類推するだけでなく、起源を辿ってみたのでしょうか ?

スパムメール料理法 / Spam Mail Cooking - 私的録音・録画補償金制度とMusical Baton

単に音楽ファイルの容量が大きいだけで違法コピーの疑いをかけられるなら、それは熱心な音楽ファンを侮辱していることに他ならず、音楽業界自体の首を締めるだけだと思いますが、容量が大きいからといって安易に疑いをかけるような事をするでしょうか。

天漢日乗: "Musical Baton"の危険性について (その2) 著作権保護の動きと書き手が特定されるblog内での音楽ファイル公表の関係

Musical Baton が、それ以外の weblog に比べてより多くの荷重をトラフィックにかけるという根拠は ? チェーンメールなら止めてしまえば以降のトラフィック増加はありませんが、 weblog においては結局それ以外の題材でトラフィックが生じると思います。

リプライ

12 件のリプライが送られています。 この記事に対するご意見やご質問、ご感想などありましたら個別記事ページの送信フォームからお送り下さい。

2005-06-29T23:30+09:00 - e-luck

マーケットアナリスト仕掛け人説を初めてみたときに思ったことは、実際にそれがマーケティングだろうが何だろうが、自分はなんだかんだ言いながら楽しんでバトンを受け取って記事を書いた訳で、それによってマーケットアナリストだかが楽にお金を儲けたとしても正直どうでもいいやって。 廻さないと不幸になるって強迫観念に追われて、いやいや記事を書いたわけではないですしね。

2005-06-30T02:11+09:00 - 真琴

どうでもいいやという思いもありましたし、そんな上澄みだけをすくったようなマーケティングが果たして有用なマーケティングになるのかなあという思いもありました。 というか、マーケティングに乗せられたような音楽って買いませんしね、という大人ぶった高校生みたいな意見もあったり。

2005-06-30T06:09+09:00 - Musical Batonは是か否か < 雅楽多blog

◇ hxxk.jp - Musical Baton がいかに危険でいかに迷惑かという話 まぁすでに各所で言われていることでいまさらではありますが。 私自...

2005-06-30T13:24+09:00 - Insite

「マーケットアナリスト仕掛け人説」を否定することは「悪魔の証明」ですからね。 2chの書き込みさえもソースにしてしまうのが天漢日乗さんとこの自由さでもありちょっとした怪しさでもあると思うのですが、この件に関しては偏向しすぎているような印象。

2005-06-30T20:15+09:00 - Musical Baton

Musical Baton騒ぎは収束した模様ですが、「きっかけはー、マーケットアナリスト!」「Musical Batonは違法コピーの証拠」「Musical B...

2005-07-02T01:18+09:00 - ミュージカル・バトン陰謀論説? < gekka blog

週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ]ミュージカルバトンって何ですか? のトラックバック欄を経由して、いくつか興味深いエントリが。...

2005-07-03T16:53+09:00 - Musical Baton はチェーンメール(ブログ?)です。 < ひろの日記帳@International Cafeteria

 もう既に旧聞の部類に入るのでしょうが、私のところにも、知人から Musical Baton が回ってきました。  結論から言いますと、Musical Bat...

2005-07-05T22:17+09:00 - Musical Baton < secondo me...

先日、SA700iの件でTBさせていただいた「携帯リードメールで本当に小遣い稼ぎ...

2005-07-07T20:00+09:00 - 大きな勘違い

悪魔の証明、非存在の証明を誤解しているように思います。 例えば神がいると証明するにはその神様を証人として裁判所にでも連れて行けば済むことでとても簡単なことです。 では神がいない証明は? それこそ全知全能なる神性をもってしか証明できないことでしょう。 神様ですら持ち上げられない岩を作り出す能力と その岩を自らう持ち上げる能力という矛盾した能力とで その非存在を証明できるとばかりに喜んでいる者が居たそうですが 神でない人間に神的能力を要求することもまた矛盾していますね。 つまり端から証明不可能な証明を要求されたわけです。 これが悪魔の証明と呼ばれる所以ですね。 では今回のケースは? CIAのような捜査能力がなくても決して見つけ出すことは不可能ではないでしょう。 ただ誰もそこまで労力を払う気も時間もないというだけで。 それを悪魔の証明とは言いません。 ちなみに否定と反証、肯定と証明は違いますのでお間違いなきよう。 僕としてはマーケットがどうのというのと僕自身がどう動くかは関わっていないと思いたいです。 だけど現実にはアーティストはそのマーケットとやらに左右されざるを得ませんから "もしかしたら生まれたかもしれない"不朽の名曲がいったいいくつあるのかは数えられません。 マーケット − アーティスト − 僕たち アーティストを通じて僕たち自身も影響を受けているんですから どうでもいいとは言っていられないんではないでしょうか。

2005-07-21T20:55+09:00 - 真琴

&#62; Insite さん 私も天漢日常の方の多様な記事はよく読ませてもらっていますが、今回は不確かなソースを元にした結論ありきで話が展開されていたように思えたので、疑問を投げてみました。 &#62; 大きな勘違いさん 悪魔の証明についてはご指摘の通り、私が誤解していた部分がありますね。分かりやすい解説、ありがとうございました。 マーケティングについてですが、以前のコメントで「どうでもいい」と言ったのはマーケティング自体がどうでもいいという意味ではなく、今回の件で儲けを得るようなアナリストがいても ( いるとは到底思えませんが ) どうでもいいということです。 ( 要は e-luck さんの言う「どうでもいい」と同じ ) 何かしらのマーケティングが絡んでいるというのは否定しませんし、「○○はマーケティングなんか関係なくやっているアーティストなんだよ ! 」なんていう主張をするつもりもありません。単にその音楽自体よりもマーケティングに比重が傾いている音楽に興味がないというだけで。

2005-12-23T23:47+09:00 - バトンについて < 踊り字ヱブログ

ちょっと前から流行っている(気がする)バトンについてちょっと書いてみます。 ここで言うバトンとは、Musical Batonに端を発する連鎖問答で、いく...

2005-12-28T06:46+09:00 - ミュージカル・バトンはなぜ大流行になったのか < 絵文録ことのは

 2005年6月、ミュージカル・バトンの大流行現象が起こった。このブログでも初期...

ただのにっきに対抗して、言及リンクのない熟考されたトラックバックを考えてみる

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2005-06-29T01:27+09:00

タグ
概要

言及リンクが無くとも、熟考をした上でのトラックバックの実例はあり得ますよと、自分語りを以って反証してみました。ただし、それは稀な例であり、またその熟考は主観的なものであるため、リンクが無い状態のトラックバックに固執するわけではないという考えも持っています。

リプライ

6 件のリプライがあります。

記事本文

この記事の説明

ただのにっきのこの記事を受けて、今日の記事の内容を書いています。 ただただしさん ( ただのにっき ) の主張は概ね同意なのですが、果たして全ての「言及リンクのないトラックバック」がこれにあてはまるのか、という疑問を抱いたので、あてはまらないケースを考えてみようと思います。

初めに断っておきますが、単にアクセスアップを目的としたトラックバックや、同じ話題を扱っているようだからと安易に送られた ( 例えば、検索などで探し当てたサイトに片っ端から送るような ) トラックバックを正当化するつもりで書くのではないことをご理解ください。 そういった実のないトラックバックに関しては、私は言及リンクがあろうと無かろうと spam と変わらないという認識を持っています。 ( そしてそれは無分別なトラックバックは spam と何ら変わらないや、有用なトラックバックとはといった記事で既に述べています。 )

送信元の読者の利益を考える必要がないトラックバック

TrackBackは逆リンクを生成するので、「A→B」のTrackBackは、「B→A」のリンクを生成する。 サイトAに言及リンクはないので、「A→B」のリンクはない。 結果、サイトBの「読者」はサイトAの記事を読めるが、サイトAの読者は(関連しているはずの)サイトBの記事を読めない。

この場合、アクションを起こしたのはサイトAの管理人だけなので、管理人Aの行為がどういうことか考えてみよう。 Aの行為は、サイトBの読者という「新規顧客」の呼び込みには成功しているが、「既存顧客」に対する新しいリンクの提供を怠っている。 Aの読者は怒ってしかるべき、ひどい仕打ちである。

トラックバックの送信元 (A) から、トラックバックの送信先 (B) へのリンクが必要ではない ( A の読者の利益供与は必要ない ) ケースを考えてみましょう。

A から B に対して、一方的に情報を提供するようなケースが該当すると思います。 極端に言えば、「メールで教えても差し支えないんじゃ ? 」と第三者から思われるような。

B の記事が何らかの疑問を述べている記事で、それを解決するような記事 A が既に書かれていた場合、 A の読者は A の記事を見ている時点で既に答えは得ているわけですから、答えを見た後に改めて疑問 (B) を見直す必要はありません。 もちろん、 B が A から答えを得ることによって、更に発展的な解決手段を公表することも往々にしてあり得ますから、実際は B への誘導があるに越したことはありませんが、必須ではないでしょう。 ただし、このケースに該当するトラックバックはかなり稀な部類に入ると思います。 ( 私自身、これまでにそういったトラックバックはおそらく 2 回ほどしか送っていません。 )

言及リンクのないトラックバックは全てが spam と断定されるべきか

こんな主張も見受けられる。 自分のサイトに来て記事を読んでもらいたいと思ったからTrackBackしたのだ。サイトBの記事に価値があるかどうかには興味がない。 サイトBはTrackBackを受け付けている以上、黙って受け入れればいいのである。 いやならTrackBackを受け付けなくするか、不要なTrackBackは削除すればいいではないか

ここで例示された主張はあまりに極論であり、私は受け付けなくすれば良いとか不要なら削除すれば良いといった、受け手のことを考えない主張については反対です。

サイトBの記事に価値があるかどうかには興味がない というのも自分のことしか考えていない主張で、一見前項で示した「 B に対して、 A からのリンクを必要としないケース」と類似するように見えますが、前項で示したケースはあくまで「 B の記事を見て考えたけれど、やはりリンクは必要じゃないな」という考慮の上で成り立つのであって、「価値があるかどうかには興味がない」という理由ではないという点が違います。

「じゃあリンクすればいいのかよ」とばかりに、単にサイトAにBへのリンクを追加しただけでは、この屁理屈に皮が一枚加わるだけである。 記事中できちんと「言及」し、密接に関連するかどうか吟味した上でTrackBackする。 この過程があるかどうかで、(サイトB管理人を含む)読者にとって価値のあるリンクが生まれるかどうかが決まる。 言及リンクをすることで、TrackBack先を吟味するチャンスが生まれるのだ。 TrackBackには、そういう熟考の成果が含まれて欲しいものである。

単なるアクセス数アップの手段として、独りよがりの屁理屈で送りつけられるTrackBackは、TrackBackの技術的な上っ面だけを見た、底の浅い利用例である。

確かに、申し訳程度にリンクを添えたから「トラックバックしても問題ない」と短絡的に考えるのはただの屁理屈です。 しかし、トラックバック先を吟味することと言及リンクをすることが等価で結ばれる事柄なのでしょうか ?

自分語りにシフトしてるじゃんと揶揄されるかもしれませんが、言及リンク無しのトラックバック ( ただし一定条件有り ) のススメ - リンクを含まないトラックバックを送信したにて、トラックバック先を吟味して熟考した結果、「やはり既存記事にリンクを追加する必要はなし」という結論に達して、言及リンクが無い状態でトラックバックを送信しました。 ( ただし、自分の送信履歴の備忘としてトラックバックの送信先を記録するスタンスを取っているため、現在はリンクがある状態になっています。 しかし、単なる一行リンクなので、「言及」ではないリンクですが。 )

ただし、このトラックバックを送る際に、 spam やアクセスアップ狙いのトラックバックでないことを伝えるための工夫として、その記事の既存の概要である Movable Type 2.x は各記事の編集画面からしかコメントやトラックバックを削除できないので、 Recent Reaction template ver.3 を改造して、一括管理するテンプレートを作ってみました。 という記述を、トラックバック送信時には Movable Type 2.x において、トラックバックスパムが連番でない状態で送られてきた場合は、私の拙作ですが管理用のテンプレートを使うと少し作業が楽になります。 に変更して、「こういうのを作っていますよ」ということを通知したいということをアピールしています。

以上、言及リンクが無くとも、熟考をした上でのトラックバックの実例はあり得ますよと、自分語りを以って反証してみました。 ただし、言及リンク無しのトラックバック ( ただし一定条件有り ) のススメのコメント欄のやりとりにあるように、その熟考は主観的なものであり、もし過去記事にリンクを加えることでその判断を客観的なものにできるのなら、リンクが無い状態のトラックバックに固執するわけではないという考えも持っています。

何が言いたいのかというと

ただのにっき(2005-06-28) - 言及リンクのないTrackBackの何がいけないのかは非常に論理的な説明がされており、かつ分かりやすく書いてある良記事だとは思うのですが、それゆえに「リンクが無いトラックバックは問答無用で悪」という認識が広まってしまう危険性があると思います。 私が出したようなケースは稀だと思いますが、もしかしたら他にも「リンクが無くとも熟考をされた上で送られたトラックバック」の事例があるかもしれません。

もちろん、「リンクが無くてかつ熟考なんて全然していない悪質なトラックバック」が横行している現状では、そう断言するのも有効なストッパーとなり得るのですが、そうではないケースがあるかもしれないという考えを巡らす可能性の芽を摘むことになりかねないんじゃないかなと思ったので、あら捜しみたいな反証をしてみた次第です。

まあ、門外漢だけどはてなダイアリーの仕様変更に賛成 - 今回の変更に伴うはてなダイアリーユーザの反応に反応してみる ( もしくはトラックバック送信備忘 ) のように、特定の記事へのトラックバックを一絡げにして扱った奴が何を言っているんだ、というツッコミが来そうな気もしますが。

トラックバック送信先

ただのにっき(2005-06-28) - 言及リンクのないTrackBackの何がいけないのか

言及リンクが無くとも、熟考をした上でのトラックバックの実例はあり得ますよと、自分語りを以って反証してみました。 ただし、それは稀な例であり、またその熟考は主観的なものであるため、リンクが無い状態のトラックバックに固執するわけではないという考えも持っています。

リプライ

6 件のリプライが送られています。 この記事に対するご意見やご質問、ご感想などありましたら個別記事ページの送信フォームからお送り下さい。

2005-06-29T19:57+09:00 - リンクとトラックバックはセットで < [晴]晴れの日もある

そうではないのかな、と漠然と考えていたことを懇切丁寧に説明しているページを見つけた。

2005-06-30T10:18+09:00 - takatoh

2つめのセクションにかんして,トラックバックの送信方向が > トラックバックの送信元 (A) から、トラックバックの送信先 (B) へ なら,時間的に B が A に先行しているはずです。これに対して後半の > B の記事が何らかの疑問を述べている記事で、それを解決するような記事 A が既に書かれていた場合 というのは矛盾していると思います。

2005-06-30T10:33+09:00 - トラックバック関連めも < ちはろぐ

トラックバックに言及リンクは必要か?なんて話題が局所でやり取りされている模様。 ...

2005-06-30T22:19+09:00 - TrackBack とリンク < 天衣無縫な日々

ただのにっきで「言及リンクのないTrackBackの何がいけないのか」という記事が書かれてて,それに対する反論がいくつかTrackBackされてた.そのほとんど...

2005-07-01T00:50+09:00 - 真琴

矛盾しませんよ ? トラックバックは必ずしも送信先の記事を受けて書いた記事から送るものじゃありませんので、単純に「時間的に B が A に先行している」とは限りません。本文中にも同じ例を出していますが、 <a href="http://hxxk.jp/2005/05/30/0029#sub-20050530-02">http://hxxk.jp/2005/05/30/0029#sub-20050530-02</a> がその実例です。 実例内の weblog を、それぞれ hxxk.jp を (A) 、 Going My Way を (B) 、スピリッツオブゼロ@blog を (C) とします。 まず (C) の疑問 ( 「こういう機能がないかなあ」というもの ) を受けて、私 (A) がお節介ながら解決記事 ( 「こんなテンプレートを作ってみたけどどうですか」というもの ) を書き、トラックバックを送りました。この時は、きっかけとなった (C) に対するリンクを張って、経緯を示した上で解決記事を書いています。 ( 要するに、一般的に見られるトラックバックの形です。 ) さて、それから約 1 ヶ月後、 (C) と同じようなことを書いている (B) という記事が書かれていたので、 (A) から「以前に似たようなものを作っていましたよ」とトラックバックを送りました。この時は、 (B) の方だけが解決手段を得られれば良い ( 何故なら (A) から (B) にリンクを張らなくても、 (A) の読者は既に解決方法を得ている ) ので、リンクをしないトラックバックを送りました。 本文中の例とアルファベットを合わせたため、記事の時系列としては (C) → (A) → (B) という流れになっていて混乱するかもしれませんが、このように (A) が (B) に先行する例もあるということで。

2005-07-02T02:32+09:00 - 「clmemo@aka」の Trackback Policy < clmemo@aka

ただし、真琴さんが 主張するように、時系列が逆のトラックバック (ポスト後に書かれた記事に「既にこういう記事を書いています」という主旨で送るトラックバック) は...

補足情報

著作、講演、制作実績など