2005-07-02 アーカイブ

http://hxxk.jp/2005/07/02/

トラックバックを乱発すれば、それが知れ渡るのは当たり前

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2005-07-02T16:09+09:00

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概要

トラックバックを送るということは、その相手に対し何らかの情報提供や意見の通知を行いたいということであって、それ以降何らかのレスポンスがあるのを期待しているのです。「相手の記事から自分の記事にアクセスを呼び込むための手段」と間違って捉えている人にはそれが予想できないのかもしれませんが。

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記事本文

お返しトラックバックが消去された

典型的な言及リンクの無い無差別トラックバックの実例と、どのようなトラックバックが多くの人にメリットをもたらすかの指標からトラックバックを送ったのですが、消去された模様。

同じく、「トラックバックをもらったけど内容が関係ないような……」といったコメントがあったと思う ( スクリーンショットを採っていなかったのでうろ覚え ) のですが、そのコメントも消去されています。

都合が悪いコメントやトラックバックを消して、無かったことにするというのはあまりに予想通りのパターンですが、トラックバックを送るということは、その相手に対し何らかの情報提供や意見の通知を行いたいということであって、それ以降何らかのレスポンスがあるのを期待しているのです。 「相手の記事から自分の記事にアクセスを呼び込むための手段」と間違って捉えている人にはそれが予想できないのかもしれませんが。 ( 「耳を塞ぐ」というレスポンスをもらったと解釈できないこともないけど。 )

まあ、自分のところの都合の悪いトラックバックを消したくらいでは、多くのサイトに spam 的なトラックバックを送ったという事実は依然周知されたままということが覆せないというのはモヒカン族にはお見通しだぜ。

トラックバック送信先

無料インターネットサービス日記: はてなRSSにメール配信機能を追加

トラックバックを送るということは、その相手に対し何らかの情報提供や意見の通知を行いたいということであって、それ以降何らかのレスポンスがあるのを期待しているのです。 「相手の記事から自分の記事にアクセスを呼び込むための手段」と間違って捉えている人にはそれが予想できないのかもしれませんが。

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2005-07-03T00:22+09:00 - Luca

CNET Japanへのトラックバックなどは、丸ごと引用し一行コメントを加えただけの無意味なBlogが大多数なような。

2005-07-03T23:18+09:00 - 無料インターネットサービス日記管理人

アクセス解析をみたところこちらの サイトからのリファラーが急上昇しており 拝見させて頂きました。 いろいろと読ませて頂きました。 反省してこれから正しきトラックバックを 利用しようと思っております。 何卒、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

2005-07-07T00:49+09:00 - 真琴

> Luca さん 確かにそうですね。まあ今回に限らず、自分に関わりが出て初めて取り上げるというケースはよくあります。 ( だから、時として今更感のあるものも取り上げたり。 ) >無料インターネットサービス日記管理人さん 正しいトラックバックかどうかも大事ですが、トラックバックから読みに来た人がこれは !! と思うような記事作りも大事だと思います。 ( はてな RSS の記事はともかく、他の記事は単にリンク先を転載しているだけのものも見受けられました。 )

Movable Type の Trackback auto-discovery

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2005-07-02T15:09+09:00

タグ
概要

先日、はてなダイアリーの自動トラックバックについてあれこれ触れましたが、実は Movable Type にも auto-discovery と呼ばれる似たような機能があります。自動でというのは大きなメリットですが、気を付けて使わないとデメリットを生んでしまうことも。

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記事本文

Movable Type の自動トラックバック

門外漢だけどはてなダイアリーの仕様変更に賛成はてなダイアリーの自動トラックバックについての考察などではてなダイアリーの自動トラックバックについてあれこれ触れましたが、実は Movable Type にも auto-discovery と呼ばれる似たような機能があります。

  1. auto-discovery とは
  2. Trackback auto-discovery の利点
  3. Trackback auto-discovery の欠点
  4. Trackback auto-discovery を使う

auto-discovery とは

現在一般に使われている auto-discovery という用語は、主に 2 つの意味を持っています。 単に auto-discovery というと混乱を招くので、この記事では以下のように呼称します。

RSS auto-discovery

head 要素内の link 要素を用いて、 RSS の URI をメタ情報として示す仕組み。 主にブラウザや RSS リーダ向けの情報提供手段となります。

たとえば、これを行っている weblog の Feed を RSS リーダに登録する際には、 Feed 自体の URI を weblog から人間が見つけ出す必要がなく、 weblog の URI を指定するだけで、 Feed の URI を自動で取得して登録をサポートしてくれたり、 Mozilla や Firefox や Opera などの link 要素対応ブラウザ ( ただし Firefox は拡張機能のインストールが必要 ) にて RSS を簡単な操作で閲覧することができたりといった用途があります。

Trackback auto-discovery

Movable Type において、 トラックバックping先URLの自動検知と呼ばれているものです。 auto-discovery を動作させると、新しいエントリーを作るとき、すべての外部へのリンクを調べて、適切なサイトには自動的にトラックバックを送ります。

たとえば、あなたが Movable Type を使用していて、かつこの設定を有効にしていたとします。 そして、ただのにっきに対抗して、言及リンクのない熟考されたトラックバックを考えてみるを記事内でリンクして取り上げたとします。 すると、 auto-discovery 機能は、記事中の

<rdf:Description
    rdf:about="http://hxxk.jp/2005/06/29/0127.php"
    trackback:ping="http://hxxk.jp/sys/mt3/mt-tb-receive.cgi/861"
    dc:title="ただのにっきに対抗して、言及リンクのない熟考されたトラックバックを考えてみる"
    dc:identifier="http://hxxk.jp/2005/06/29/0127.php"
    dc:subject=""
    dc:description="言及リンクが無くとも、熟考をした上でのトラックバックの実例はあり得ますよと、自分語りを以って反証してみました。ただし、それは稀な例であり、またその熟考は主観的なものであるため、リンクが無い状態のトラックバックに固執するわけではないという考えも持っています。"
    dc:creator="makoto"
    dc:date="2005-06-29T01:27:19+09:00" />
</rdf:RDF>

という記述の trackback:ping を探し出し、自動でトラックバックを送信します。

そして、今回触れるのは後者、即ち Trackback auto-discovery の方です。

Trackback auto-discovery の利点

Blog Developer's Cookbook : Trackback Auto Discovery に、次のように書いてあります。

Trackback をサポートしているBlog エントリには、"このエントリの Trackback URL" という表記がしてあります。 これをコピーすれば Trackback Ping を打つ URL がわかるというわけですが、はっきりいってメンドウです。 こういうものは人手でやるのではなくて、プログラムから自動でわかるようにした方が便利です。

RSS auto-discovery でメタデータ内に示された trackback:ping を自動で取得し、人手で探す手間を省くことができます。 機械が簡単に出来ることは機械に、というのはvoid GraphicWizardsLair( void ); // smashmedia: トラックバックについて考えてみたで出てくる言い回しですが、正にその通りだと思います。

Movable Type の場合は、 trackback:ping を自動で取得してトラックバックを送るところまで自動で行ってくれます。 ( それ以外の weblog ツールや weblog サービスはどうなっているかは知りません。 )

Trackback auto-discovery の欠点

自動で、というのは良いことばかりではありません。 他の原因との相乗効果で、悪い結果になってしまうことも考えられます。

元の記事の内容が薄っぺらだったらトラックバックスパムになりかねない

有用なトラックバックとは - 中身を伴わないトラックバックで述べたことと類似しますが、リンク羅列型の weblog や、一行コメント型の weblog で Trackback auto-discovery によって自動でトラックバックを行うと、受信者側にとってメリットの薄いトラックバックが届く可能性があります。

適切な excerpt を送信できない

Trackback auto-discovery でトラックバックが送られる先が複数あった場合、同じ excerpt でトラックバックを送ることになります。 その場合、トラックバック先の内容に応じた適切な excerpt を送ることはできなくなるでしょう。 複数のトラックバック先に応じてそれぞれ excerpt を使い分ける場合は、手動でトラックバックを送ることになります。

なお、一つの記事からのトラックバック先が一つしかない場合、あるいは excerpt を記事冒頭などから自動生成している場合は問題ありません。

ある種無差別にトラックバックを送る

記事内に、 trackback:ping が検出されるようになっているサイトに対してのリンクがありさえすれば、 Trackback auto-discovery によってトラックバックが送られます。 記事作成者本人が「このサイトにはトラックバックを送りたくないな」とか「このサイトにはトラックバックを送る必要はないな」とか思っていても、関係ありません。

また、はてなダイアリーの自動トラックバックのように、同サービス内限定といった機能もありません。 ( Movable Type は weblog サービスではなくて weblog ツールなので、当然かもしれませんが。 )

「トラックバックはリンクしたことを通知する機能だ」という誤解を生む

トラックバックがどういうものか、どういう仕組みで送られるものかを知っているユーザには Trackback auto-discovery で得られるメリットは大きいのですが、トラックバックというものを良く知らないままに Trackback auto-discovery を刷り込まれると、「トラックバックって、リンクを張ると自動で送られるものなんだー」と思い込んでしまう可能性があります。 憶測ですが。

「リンクしてあるからトラックバックしても良いんだろ」「ツールが勝手に送るものだし」という言い訳に使われる

先般取り上げたただのにっき(2005-06-30) - 言及リンクのないTrackBackの何がいけないのか(2) にもありましたが、 より多くの人にとってメリットになるように頭を使おう というプラスの動きの逆を生む可能性があります。

例えば、記事を書き上げた後に検索して類似の記事を見つけて、「参考リンク」とか「関連記事」とかいった名目でリンクを羅列して Trackback auto-discovery でトラックバックを送るというバッドノウハウとか。

Trackback auto-discovery を使う

Trackback auto-discovery をオンにしてはてなダイアリー - 真琴@臨時更新場へのリンクアンカーを羅列したテスト記事を投稿し、その挙動を確認してみました。 その結果、複数のリンクアンカーが存在すれば、それらの trackback:ping の存在を確認し、存在した先には一斉にトラックバックを送信したことを確認できました。

確かに自動で行ってくれるのは便利だけれど、やはり自動だと受信者やそれを目にするであろう人へのメリットになるように思慮を巡らせる余地は全く無いなあ……というのが正直な感想。

この機能をオンにしている方の比率を知りたいところですが、レンタル weblog と違ってユーザポータルの類が無いので調査しようがありません。 もしこの記事を目にした方で、 Trackback auto-discovery をオンにしている方がいらっしゃったら、匿名でも構わないのでコメント欄にて使用感などを書いていただけるとありがたいです。

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