引用文と cite 要素と cite 属性

http://hxxk.jp/2005/10/19/0018

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2005-10-19T00:18+09:00

タグ
概要

引用元の情報を示す cite 要素および cite 属性のそれぞれの定義と、その使用方法について。

リプライ

4 件のリプライがあります。

記事本文

cite 要素か cite 属性を使うとより適切ですよ

<div class="quotetitle"></div><address></address> というように、適切な要素 ( または属性 ) が定義されているのにそれが使われていないので、適切な要素を使った方が良いですよ、というお話。 まずは仕様を見てみましょう。 HTML の現時点での勧告済み最新バージョンは XHTML 1.0: The Extensible HyperText Markup Language (Second Edition) ですが、要素ごとの詳細な解説は無いので HTML 4.01 Specification を見ることにします。

cite 要素を使う場合

cite 要素は、 Contains a citation or a reference to other sources. ( 引用か、他のリソースへの参照であることを示す。 ) のように定義されています。 引用を行った場合の引用元のリンクアンカーを <cite></cite> 囲んで使用する方法の他にも、引用を行っていない場合でも参考リソースを示す場合に使用するようになっています。

なお、 cite 要素による引用元の明示を行う位置については『blockquote要素の中に出典を示すcite要素を包含すべきか』に関する議論リンク集 @ CD にそれぞれの場合の利点や欠点がまとめられているので、是非ご一読されることをお勧めします。

cite 属性を使う場合

cite 属性は、引用部分であることを示す blockquote 要素または q 要素の属性として定義されています。 ( del 要素と ins 要素の属性としても定義されていますが、引用における用途とは少し違うので割愛します。 ) 属性の形式は %URI; とされており、 The value of this attribute is a URI that designates a source document or message. This attribute is intended to give information about the source from which the quotation was borrowed. ( この属性の値は、元文書あるいは元記事を指し示すURIである。 この属性は、当該の引用がどこから引かれたものであるかについての情報を提供することを目的としている。 ) のように定義されています。 引用を行った場合に、合わせて cite 属性で引用元の URI を示すことができます。

ちなみに、 cite 属性による引用元の明示がされていても、それをどう取り扱うかの実装は各ブラウザによって異なる点に注意が必要です。 CSS の :before 擬似要素や :after 擬似要素で引用元を表示することができますが、 IE は :before 擬似要素や :after 擬似要素自体に未対応、 Firefox は :before 擬似要素や :after 擬似要素によるテキストを選択してコピーするということはできないという制限があります。 ( Opera はコピーすることが可能です。 )

また、 Firefox の場合は引用元を拡張機能やブックマークレットで手軽に表示することができますし、 IE でも Bookmarklet - パソコン遊戯 - ナビゲーションなどのブックマークレットで引用元を表示することができますが、標準の機能としては提供されていません。 ( Mozilla Suite では提供されていたような気もします。 ) cite 属性で引用元を表示する場合は、文意を損なわない程度に a 要素によるリンクも併記すると良いでしょう。

ちょっとあれれ ? と思ったところ

この記事を書くことになった発端は あいにくgooブログでは div class が有効ではない為に、この部分をaddressタグに変更しました という文を目にして、 「何で address 要素なんだろ、 cite 要素を知らないのかなあ」 と思ったことです。 でもえっけんさん ( むだづかいにっき♂ ) ははてなブックマーク - むだの素R / 引用にて先月の引用論争関連の記事をいくつかブックマークされているし、知らないはずは無いと思うのですが……。 基本的な使いかた - goo ブログ - 利用可能なHTMLのタグ一覧にも cite 要素は明記されていますし。

えっけんさんが Firefox を使っているかどうか知らないけど、もし Firefox を使っているなら拙筆の Copy URL+ 紹介記事「選択箇所を blockquote 」の紹介記事を見てもらうといいなあ、記事中で cite 要素についても触れているし、と思ってトラックバックを送ろうと思ったのですが、「選択箇所を blockquote 」の紹介記事はえっけんさんにブックマークされていることに気付きました。

うーん、以前も似たようなことがあったけど、私の説明スキルはやはり低いのでしょうか……。 まあ、あくまでブックマークなので、冒頭部分だけ読んでクリップだけしている、という可能性もあるとは思いますが。

トラックバック送信先

引用タグ作成Bookmarklet(Win版IE用) : ポトフの散歩道 -北国tv

javascript:var url=location.href;var title=document.title;var linkTag ='<blockquote><div class="quotetitle"><a href=\''+url+'\'>'+title+'</a></div>'+document.selection.createRange().text+'</blockquote>';var x = prompt('',linkTag); ではなく、 javascript:var url=location.href;var title=document.title;var linkTag ='<blockquote><cite><a href=\''+url+'\'>'+title+'</a></cite>'+document.selection.createRange().text+'</blockquote>';var x = prompt('',linkTag); とした方が構文的にはより正しいと思います。

むだづかいにっき♂:引用文作成用ブックマークレット

引用元へのリンクには、文書自体の問い合わせ情報を示す address 要素を使うべきではありません。引用元の情報を示す cite 要素または cite 属性を使うべきです。

リプライ

4 件のリプライが送られています。

2005-10-19T18:59+09:00 - えっけん

citeを使わなかった理由です。 僕はW3Cに対するこだわりが無いのですが(拘っていたらgooブログは使えません)、これまでの引用方法では、citeを使っていました。 ところが、このブックマークレットを使うと、インラインタグであるciteを使うと、そのあとに改行タグを入れなければなりません。 何回かciteタグで括るのも試したのですが、gooブログの仕様で、改行タグを入れた文章を再編集すると、その改行タグが消失してしまうのです。 割と頻繁にアップした記事の訂正を行うものですから、cite+brを使うのは得策ではないな、と考え、苦肉の策としてaddressタグを使うことに。 但し、ちょっと工夫すればciteを使っても何とかなりそうなので、もうちょっと試行錯誤してみることにします。

2005-10-19T20:35+09:00 - えっけん

Firefox導入も考えたのですが、使い慣れたあんドーナツを離れられそうにも無いので、いろいろ考えていて、ようやく分かりました。 gooブログは公式発表は無いけれど、Pタグが使えるようになっていたはずなので、citeタグをPタグで括ればいけるような気がします。 ありがとうございました。

2005-10-19T20:53+09:00 - えっけん

citeをpで括ればうまく行きましたよ!! gooブログでpタグが使えるようになったことは公式発表されていないのですが、いつかの仕様変更以来、こっそり使えるようになっていたのを忘れていました。 ブックマークレットをいじって、大丈夫な事を確認! 後日、訂正文を追記します!

2005-10-21T01:46+09:00 - 真琴

&#62; 改行タグを入れた文章を再編集すると、その改行タグが消失してしまう それは仕様というより不具合というのでは……。 で、下の方で解決しているので今更言ってもしょうがないのですが、 W3C の仕様が云々ということを考えなくても address を使うというのはどうかと思いました。 「とりあえず address は使えるから使う」というのは、極端な話「トラックバックて宣伝行為に使えちゃうんじゃね ? それなら使っちゃおう」という考えと同じじゃないのかな、と。 煽りを交えて言っちゃうと、えっけんさんらしくないなあ、と一回目のコメントの時は思ったのです。 最終的によりベターな方法を取られたので、その心配は無用に終わりましたが。 &#62; gooブログは公式発表は無いけれど、Pタグが使えるようになっていた p 要素が ( 公式発表上では ) 使える要素の中に無いってすごいですね……

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