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それはソーシャルブックマーク最適化なのか ?
はてなブックマーク - 最近の人気エントリーから、断片部 - いつか作ります - SBM最適化:先頭170字に全力を込めるを見ていて感じたことをいくつか。
この内容って、ソーシャルブックマーク ( このリンク先記事の場合は特にはてなブックマークを指しています ) に限った話じゃないなあということと、ソーシャルブックマークに合わせて文章を書くっていうのは本末転倒……とまではいかなくても、それちょっと違うんじゃない ? ということを感じました。
冒頭で分かりやすく導入を行うことを怠っているのは、そもそも文章として最適化されていないのでは
あえて最適化と見出しに書いていますが、「文章として最適化」って、何に対しての最適化のことなんでしょうね。 まあ、その文章を読む「人間」に対しての読みやすさを確保するということにしておきましょう。 例えばこの記事のように、他人の書いた記事を受けて書き始めるときは「どういった経緯で、どういったサイトの記事を見て書き始めたのか」ということを最初に書き、それについて感じたことや考えたことを簡潔に書くようにしています。 他人の書いた記事によらず、独自に話を展開する場合でも、冒頭に簡単な説明を添えるよう心がけています。
断片部 - いつか作ります - SBM最適化:先頭170字に全力を込めるでも
引用文から書き始めるのは論外だ
と書かれてありますが、脈絡もなく唐突に引用文から始まっている文章で読みやすいものはほとんど無いと私は思います。
( もっとも、そういう書き方をしている記事が hxxk.jp の中にも稀にありますが……。 )
以前概要 ( excerpt ) を書かないことによる弊害 (1) で Movable Type のニュースリリースに、そのリリース文を先頭で引用して ( それが自動的にトラックバックの概要となって ) そのままトラックバックを送りつけているという例を紹介しましたが、いきなり引用文から始まる文章は、マークアップする以前の状態ではどのような文章だったのでしょう ? そう考えると、冒頭付近に引用文を配置するにしても、全くの脈絡や説明もなく先頭から引用文という文章は滅多なことでは書かれないと思うのですが、どうでしょうか。
( はてな ) ブックマークされた際の自動生成の要約で内容を伝える、あるいは記事本文へのリンクを踏ませるために文章のスタイルを変える
断片部 - いつか作ります - SBM最適化:先頭170字に全力を込めるで述べられている
はてブで他人のブックマークのRSSや、ホットエントリのRSSを購読する場合、記事の先頭・全角170字(半角340字)ほどが一緒に配信される。
これだけの字数で全てを伝えるか、あるいはリンクを踏ませるのがはてブ最適化の初歩だろう。
という説はもっともだと思います。
ただ、これを見て「よーしじゃあ俺も今日から冒頭にキャッチーな事を書いてはてブ最適化だ ! 」と考える人は、それまで自分の文章を自分自身で見返していないような人だろうなと私は思います。
はてなブックマークあるいはそのユーザに対するアピールのために文章のスタイルを変えるのなら、どうしてそれ以前に一度自分の文章を読んで、うまく冒頭で導入を行えているかどうかを考えていなかったのか ? weblog の種類によっては別途要約を書く欄もありますが、はてなダイアリーの場合はそれがありませんから、尚のこと冒頭部分というのは意識されているものだと思うのですが……。
冒頭部分だけが概要ではない
断片部 - いつか作ります - SBM最適化:先頭170字に全力を込めるの考えは良い視点だと思いますし、 void GraphicWizardsLair( void ); // 大抵の日本語blogは最初に「要約」や「概要」を書かないから、英語圏blogツールの概要機能と相性が悪いと思うにて
「結論を最初に簡潔に書く」「全体の要約を頭に書いて、結論部分でも繰り返し書く」という構造的な文章をblogで書いているひとは非常に読みやすくて好きだ
という意見があることも受け止めています。
私の場合は The opening is not a summary. というタイトルの記事を書いていることもあり、冒頭イコール概要 ( あるいは要約 ) とする風潮にはどちらかというと否定的です。 それは冒頭部分にきちんとした導入を書いている人がけして多くはない ( そしてかく言う私も徹底しているとは言い難い ) という日本語 weblog の状況に起因しているためで、 void GraphicWizardsLair( void ); // の otsune さんが言うように多くの人が冒頭できちんと概要の記述や導入を行っているのであれば、そういう風潮になっても良いと思う消極的な否定ですが。
まとめ
前項までを読むと「じゃあオマエは冒頭部分に概要が書かれて欲しいのか書かれて欲しくないのか ? どっちとも取れるじゃないか ! 」と思えるかもしれません。
多くの weblog ツールや weblog サービスでは冒頭部分を概要とすることがあります。 だから冒頭部分に概要をきちんと書くようにしよう。
はてなブックマークでは冒頭部分を概要として Feed で配信しています。 だから冒頭部分に概要をきちんと書くようにしよう。
そういった理由ではなく、まず純粋に文章としてどうなのかを考えた上で、自然に冒頭部分に概要が書かれるような動きが weblog 界隈に伝わっていってほしいなと私は思っています。
裏まとめ
まあ、大層なことを書いてきましたが、もっと俗物的な考えも白状します。 私の場合は先頭○文字よりも概要欄 ( Movable Type は本文の冒頭から概要を自動的に生成することもできますが、本文とは別途に概要を書くこともできるのです ) に全力を込めることが多いので、「先頭に全力を込めて最適化」ではなく「概要に全力を込めて最適化」という動きが起こって欲しいなと思いました。
要約を別途書くということで触れたように、そろそろえっけんさんが概要欄の使い方について大プッシュする季節になりつつあるという理由も含みつつ、はてなブックマークのロボットが meta 要素の description か、 RDF データの dc:description を取得してくれたら概要手書き派として更に嬉しいのになあと淡い期待を抱いています。 ( 個別記事の Feed を作成するという手段もありますが、わざわざ Auto-Discovery なんて使わずとも meta 要素から取得できるだろうという意見もあり、それに納得したのでその手段は取っていないのです。 )
トラックバック送信先
- 断片部 - いつか作ります - SBM最適化:先頭170字に全力を込める
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先頭部分の重要性に気付いている人は最初から先頭部分に気を遣うだろうし、はてなブックマークなどのためという理由で先頭部分の重要性に気付いた人は、これまで自分の文章をあまり見返してこなかったのだから、急に心がけても概要をうまく先頭部分に書けるのかなあと思いました。

