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ちょっとした用語の違い
最近はオフラインでの校正作業なるものに着手していたわけですが、普段何気なく使っているけど「訳としてはどちらも正解だけど、オマエが使っている方は少数派だよ」という言葉や、「実はそれ間違って覚えているよオマエ」といった言葉がいくつかありました。
既にどちらの言葉を使うかといった点は全員の同意を得ていますが、せっかくなのでメモがてら記事化します。 ついでに過去に取り上げたものや、最近みかけた言葉も併せて紹介。
Containing blocks - 包括ブロック ? 包含ブロック ?
CSS 2.1 - Visual formatting model - 9.1.2 Containing blocks について触れた部分があるのですが、これを「包括ブロック」と書いていました。
- 包括
-
【包括】 - goo 辞書によれば、
ひっくるめてひとつにまとめること。
とあります。 - 包含
-
【包含】 - goo 辞書によれば、
つつみふくんでいること。
とあります。
Containing blocks はボックスモデルを含んではいるものの、ひっくるめてはいないので「包含ブロック」の方がより適切と言えます。 ( 私は Containing blocks に限らず、高い確率でこれまで「包含」と表すべきものを「包括」としてしまっていたかも。 )
entity reference - 実態参照 ? 実体参照 ?
これは実体参照 ( 正 ) と実態参照 ( 誤 ) と数値文字参照で解説していますが、 entity reference は「実態参照」ではなく、「実体参照」が正解。
Pseudo-elements and pseudo-classes - 擬似要素 ? 疑似要素 ? | 擬似クラス ? 疑似クラス ?
Pseudo-elements and pseudo-classes で仕様が示されている pseudo-elements や pseudo-classes は、 UA が対応していれば非常に便利なものですよね。
Excite エキサイト : 質問広場 擬似と疑似を見ると、「擬似」ではなく「疑似」の方がより正しいようです。 そういえば Web Designing 2007 年 02 月号でも「疑似要素」が使われていますね。 hxxk.jp は「擬似」を使ってしまっています。 そのうち修正しないと。
Excite エキサイト : 質問広場 擬似と疑似を見て、「擬似」ではなく「疑似」の方がより正しいと受け止めていましたが、「擬似」と「疑似」の比較ではなく、 pseudo の訳として適切か、と考えるべきだったようです。
はてなブックマーク - tsupoのブックマーク / 2007年02月01日にて
pseudo の訳ということであれば「擬似」が正しい。
「擬態」や「擬人」の「擬」です。
pseudo の意味は「疑わしい/紛らわしい」のではなく「擬える/真似る」です。
とご指摘をいただきました。
こういう趣旨の記事中で更に紛らわしい記述をしてしまい申し訳ありません。
どちらも正解であるシリーズ
- conditional comment
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そのまま「コンディショナルコメント」とカタカナで表されたり「条件分岐コメント」と訳されたり。 条件分岐コメント、ラジオボタンのように、「条件分岐コメント」は MSDN 自身が用いている呼称です。
<!--[if IE 7]> ここに IE 7 のみに読み込ませたい CSS を記述する <![endif]-->これは IE の独自実装で、このように記述することでセレクタハックなどをせずとも特定のバージョンの IE ( あるいは IE 全般 ) にだけ適用する、あるいは適用しないという制御ができます。 しかしこれは HTML 中に記述するものなので、もし条件などに変更があれば、該当する HTML 全てを変更しなければならないなどのデメリットがあります。
- Universal selector
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そのまま「ユニバーサルセレクタ」とカタカナで表されたり「全称セレクタ」と訳されたり。
- IE 7 の :first-letter 擬似要素の font-size の算出
- IE 7 の :first-letter 擬似要素の font-size のカスケーディング
- IE 7 と Firefox 1.5.0.7 と Opera 9.02 の擬似要素の取り扱い
- IE 7 と Firefox 1.5.0.7 と Opera 9.02 の擬似要素の取り扱いを一部修正
これらの記事で、何でもかんでもユニバーサルセレクタに指定するのは逆に煩わしくなることを学んだので、次回のリニューアル時にはもう少し考慮します。
- Child selectors
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「子セレクタ」と訳されたり「子供セレクタ」と訳されたり。
- Adjacent sibling selectors
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「隣接兄弟セレクタ」と訳されたり「隣接セレクタ」と訳されたり。 ( たぶん「兄弟セレクタ」は意味は通じるけど訳としては不適切 ?)
例えばこのサイトですと
h4 + p:first-letter { font-size: 150%; }なんて指定すると、小見出しの直後のパラグラフの先頭文字の文字サイズが 150% になります。
英語の発音の誤りシリーズ
- 母音の前に配置される the を「ジ」ではなく「ザ」と発音
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はてなブックマーク - 有権者は政策で首長を選べ! - ITOYAMA EITARO OFFICIAL HOMEPAGE を見て改めて「けっこう間違えるケースがあるんだなあ」と思ったケース。
まあ、この場合は定冠詞を付けたこと自体は問題ではなく、続く文字が「イトヤマタワー」であるので「ジ」を付けるべきであるところを「ザ」と付けているから突っ込まれているわけであって……。 そういえば派遣会社の女社長、英語できず──自己管理不足が原因か : bogusnews という bogusnews ネタもありましたね。
- women の発音
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man[mǽn] の複数形は men[mén] です。 これを ( 英語の発音をそのまま表すことはできないのは承知の上で ) カタカナで表すと「マンの複数形はメンです。」となるでしょう。
では、 woman[wúmәn] の複数形である women[wímin] です。 これをカタカナで表すと…… ?
「ウーマンの複数形はウィミンです。」のはずなのですが、けっこうウィメンズクリニックという名前で営業しているクリニックが多いんですよね。 以前から近所のクリニックの名前がこんな感じで、ずっと気になっていました。 ちなみにウィミンズクリニックという名前のところもあるようです。
- parent の発音
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発音記号は pεәrәnt なのですが、 <a href="./"> と <a href="/"> はどう違う ? でおもいっきり「パレント」なんて書いていました。 当時は「パレントはありえねえ」と IRC などで指摘しまくられたものです。
そういえば、発音ともちょっと違いますが、 information を infomation とスペルミスするケースもよく見ますね。 「 info 」と略されがちだからでしょうか ? 私は何故かこの単語だけドイツ語読み ( スペリングはドイツ語も information で同じなのですが、「インフォルマツィオン」というように、「ル」を意識する読み方なのです ) しているので r を落とすことはないですが、普通はそういう覚え方はしないですよね……。

