2009-01 アーカイブ

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サンクトガーレン宣伝部活動「サンクトガーレン オレンジチョコレートスタウトテイスティング」

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2009-01-16T23:46+09:00

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概要

サンクトガーレンの宣伝部員として、今回はオレンジチョコレートスタウトの試飲を行った旨の記事を書きました。

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記事本文

ボトルおよびラベルの写真

まずは外観から......ということでボトルを撮影してみました。 私は写真撮影のスキルが低いので、綺麗に撮れていないかもしれません。

  • オレンジチョコレートスタウト

まずはオレンジチョコレートスタウトのみを試してみる

最初は香りから。 オレンジチョコレートスタウトは副原料としてだいだいが皮ごと使われており、開栓と同時に爽やかなオレンジの香りが広がります。 もちろんグラスに注ぐ際にはその香りがより溢れ出し、これから飲むものがビールであるということを忘れさせてしまうかのようです。

香りだけでもそれだけのものですから、口に含んでみるとだいだいの香りと風味がより鮮烈に感じられます。 その中において、苦味は皆無ではありませんがあまり感じられず、チョコレートスタウトならではの甘味が感じられ、本当にショコラオランジェを食べたような感覚にとらわれます。 ......まあ、ショコラオランジェを食べたことがありませんでしたそういえば。

オレンジチョコレートスタウトとショコラのマリアージュを試してみる

......ということで、ショコラオランジェともちょっと違いますが、オリジンーヌ カカオのアンダルジー ( レモン味 ) を用意してみました。 hxxk.jp - サンクトガーレン宣伝部活動「サンクトガーレン インペリアルチョコレートスタウト 2007, 2008, 2009 垂直テイスティング」ではショコラのバリエーションはあまり広げませんでしたが、今日は他にもグルナディーユ ( パッションフルーツ味 ) を用意し、 SweetsBeer×Chocolat ではスパイス的なマリアージュとしてミルクチョコレートがお勧めされていたので、サンクトガーレンからいただいた GODIVA の 50% COCOA・CACAO も用意しました。

まずはレモン味のアンダルジーから。 程よい甘さと微かな苦味の中にレモンのフレーバーがさりげなく含まれています。 そしてオレンジチョコレートスタウトを含んでみると、同じような組み合わせのテイストが広がり美味しいです。 ただし、オレンジチョコレートスタウトのだいだいの風味が強いのでアンダルジーが少し押されている感じもします。

次にスパイス的な組み合わせで 50% COCOA・CACAO をいってみました。 ......えと、 50% ってそんなに甘い部類のチョコではないのかなあ。 自分で買うときはたいてい 70% くらいのカカオのものを買うので、 50% はけっこう甘いのかなあと思ったら「ほろ苦」という感じでした。 でも、私は甘すぎるチョコはあまり好きではないので、これくらいの甘さでちょうど良いかも。 そして、甘さがあるチョコとあわせると、オレンジチョコレートスタウトの中に含まれる微かな苦味を感じやすくなったと思います。

最後にパッションフルーツ味のグルナディーユです。 これはアンダルジーほどはオレンジチョコレートスタウトと同系統のフレーバーではなく、かといって甘いチョコレートほどのスパイスでもないので、良い意味で無難な取り合わせかも。 チョコの酸味が強く、オレンジチョコレートスタウトに負けていません。

  • オリジンーヌ カカオと、プレゼントされたショコラ

タダシ・ヤナギのショコラも合わせてみましたが、これはチョコレートの甘さにオレンジチョコレートスタウトの苦味が合わさって非常に美味しかったです。 この組み合わせが一番当たりかも。

インペリアルチョコレートスタウト 2009 の通販分は完売した模様

で、この記事を書くにあたってチョコビール 2009 のページを再度開いてみたら、 「インペリアルチョコレートスタウト」のみ当サイトでの販売分は完売しました。 とのこと。 サンクトガーレンの買えるお店というページが用意されていますので、そのページ内を「インペリアルチョコレートスタウト」で検索するとスムーズに探せると思います。

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サンクトガーレン宣伝部活動「サンクトガーレン インペリアルチョコレートスタウト 2007, 2008, 2009 垂直テイスティング」

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2009-01-14T23:59+09:00

タグ
概要

サンクトガーレンのチョコビール 2009 が届きました。宣伝部員として、そして今回はインペリアルチョコレートスタウトの紹介を兼ねて記事を書きました。

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記事本文

ボトルおよびラベルの写真

まずは外観から......ということでボトルを撮影してみました。 私は写真撮影のスキルが低いので、綺麗に撮れていないかもしれません。

  • インペリアルチョコレートスタウト 2009
  • インペリアルチョコレートスタウト 2007, 2008, 2009

まずはインペリアルチョコレートスタウト 2009 のみを試してみる

最初は香りから。 インペリアルチョコレートスタウトはローストモルトの一種であるチョコレートモルト (160 ℃前後で焙燥する ) を使っているのでスモーク香やコーヒー香やカラメル香、そしてチョコレート香が含まれるのですが、今年のものはスモーク香とコーヒー香が若干強いように感じました。

そして実際に口に含んでみると、インペリアルチョコレートスタウト特有の濃厚な苦味が味わえます。 その中に若干の甘味が感じられ、高カカオのチョコレートを食べたような印象が残ります。

続いてインペリアルチョコレートスタウト 2007, 2008, 2009 を同時に試してみる

他の年代のものも試してみました。 2008 は 2009 に比べて全体的に香りが弱い印象があります。 経年変化かな ? とも思いましたが、 2007 は 2008 よりも香りが感じられるので、その年代の特徴なのかもしれません。 なお、 2007 は 2009 ほどスモーク香とコーヒー香が目立っていないと思います。

飲んでみた印象も、 2008 は香りの弱さに比例してか苦味・甘味ともに 2009 より目立っていません。 もっとも、 1 年間の熟成を経たビールと醸造してすぐに届けられたビールという違いもありますので、 2008 はまろやかに成熟したという見方もできるかもしれません。

インペリアルチョコレートスタウト 2009 とショコラのマリアージュを試してみる

サンクトガーレン社長の岩本伸久さんからいただいた任命メールによると、 今年のチョコビールのテーマとして【チョコビールとチョコレートのマリアージュ】を掲げています とのことです。 伝説のチョコビール完売までの日々という weblog でもビールとショコラのマリアージュというテーマで記事がまとめられています。 また、サンクトガーレンが宣伝部員を 10 名募集している旨のメールマガジンの文面からは SweetsBeer×Chocolat へのリンクもありましたので、そちらも参考になるでしょう。

実は 宣伝部員の方には、チョコビールと一緒にマリアージュを楽しんでほしいショコラをプレゼント致します という特典があったので、ビールにあわせてショコラも届けられていました。

  • プレゼントされたショコラ
  • スタッフ直筆メッセージ入りの Rummy

Rummy にはスタッフ直筆の文字で「インペリアルと合わせてみてください」と書かれてあります。 2007 のときも 2008 のときもチョコレートと合わせてみたことはありましたが、ラムレーズン入りのチョコレートと合わせるというのは意外でした。 しかし、実際に合わせてみると Rummy のラムレーズンに含まれるアルコールが絶妙に合いますね。 インペリアルチョコレートスタウト自体が 1 本あたり 630 円と、他のビールに比べて若干高価なのですが、比較的安価なチョコレートとのマリアージュを宣伝部員に提案することで、気軽にマリアージュを楽しめるきっかけを広めることができるというわけですね。 してやられました ( 何 )

さて、 Rummy 以外にもチョコレートが同梱されていたので、 GODIVA の 72% COCOA・CACAO も試してみましょう。 SweetsBeer×Chocolat でも 【相性の良いショコラ】ハイカカオのショコラ、ビターチョコ と書かれていますが、これはこれで素晴らしい組み合わせです。 72% という、甘味を抑えたチョコレートとインペリアルチョコレートスタウトは、うまく言葉に表せませんが相乗効果が出ています。 GODIVA でなくても、ビター寄りのチョコレートと合わせると同様のマリアージュを体感できるのではないでしょうか !

また、今日は実践していませんが、 2007 のときはバニラアイスクリームにインペリアルチョコレートスタウトをかけて食べるというマリアージュを試しました。 2007 年はまだスイートバニラスタウトはありませんでしたが、今考えるとそれに似たような組み合わせの味わいになっていたと思います。 お試しあれ !

オレンジチョコレートスタウトとスイートバニラスタウトを試す......のは後日

さて、インペリアルチョコレートスタウトのテイスティングが終わったので、次はオレンジチョコレートスタウト......といきたいところですが、何しろインペリアルチョコレートスタウトのアルコール度数は 8% オーバーです。 それを 3 本飲んだので、いささか飲みすぎだと思います。

オレンジチョコレートスタウトは改めてレポートしたいと思います。 明日から月曜日にかけて外飲みが続くので、いったん休肝日を設けることを考えると来週の水曜日か木曜日に味わいたいですね。

そして宣伝部員にあるまじき失態なのですが、スイートバニラスタウトを今回注文していません ! 頒布会 2009 の 1 月分はインペリアルチョコレートスタウトとオレンジチョコレートスタウトだけで、スイートバニラスタウトは 2 月頒布分でした。 スイートバニラスタウトのレビューは他の宣伝部員さんにお任せしよう......

チョコビール 2009 の購入方法

サンクトガーレンのチョコビール 2009 は 3 種類で、各ビールともに 30,000 本限定の醸造です。 昨年は急遽追加醸造を行っていましたが、それが今年もあるとは限りません。 この記事を読んで「自分もサンクトガーレンのチョコビールを飲んでみたい ! 」と思った貴方、ご注文はお早めに !

電話で購入する

通信販売のページによると、電話で注文する場合は 046-224-2317 にかければ良いようです。 休業日や受付時間は公表されていませんが、平日の遅い時間や土曜・日曜は避けた方が良いかもしれません。 ( 地ビール会社で働く広報の日記☆「スイーツビール」のウラガワを見ると、醸造作業や発送作業で残業や休日返上をしている模様が見受けられますが、それらのタイミングはスタッフが社内にいるとしても、大忙しの時間帯だと思います。 )

インターネットで購入する

サンクトガーレン オンラインショップからオンラインショッピングで購入することができます。 チョコビール 2009 をはじめ、「限定醸造」と書かれてあるものは、確か在庫が完売したらその旨が記載されていたと思うので、それらの表記を確認すると良いでしょう。

店頭で購入する

サンクトガーレンは、有名百貨店や地ビールを取り扱う酒店で店頭購入することができます。 チョコビール 2008 の時は、チョコビール 2008 の買えるお店というリストが随時更新されていました。 おそらくチョコビール 2009 も同様のリストが公開されると思いますので、広報担当の中川さんが更新している地ビール会社で働く広報の日記☆「スイーツビール」のウラガワをチェックするか、前述のチョコビール 2008 の買えるお店に問い合わせをしてみるか、が近道だと思います。

プレゼントしてもらう

私はチョコビール 2009 に加えて頒布会 2009 もオーダーしていますので、それなりの本数を確保することになります。 何かの縁でお会いすることがあれば、プレゼントできるかもしれません。 それか、この記事を読んだ人に抽選で読者プレゼント......とか言ったら誰か欲しいと名乗り出ますかね ?

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わたしとサンクトガーレン

記事データ

投稿者

望月真琴

投稿日時

2009-01-13T20:27+09:00

タグ
概要

サンクトガーレンの宣伝部員になったので、当日チョコビールを飲んで酔っ払ってしまう前にサンクトガーレンについて存分に語ってみます。

リプライ

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記事本文

Abstract

本稿では、サンクトガーレンのビールのすばらしさについて語り、筆者のサンクトガーレンへのどっぷりさをアピールします。 また、あなたのサンクトガーレンライフを発展させるための飲食手法も提案......まではちょっと手が回りませんでした。

言うまでもありませんが、この記事は全国民が一度は目にしたことがあるであろう珠玉のパインアメエントリであるわたしとぱいんあめに影響を受けて、パインアメを舐めながら書いています。 流石にビールを飲みながら書くのはムリがある。 あと Abstract こそわたしとぱいんあめのオマージュを交えていますが、構成自体はあまり同じようにはしていません。

  1. はじめに - サンクトガーレンの宣伝部員を拝命したよ
  2. なれそめ
  3. 再度の出遭い
  4. 2008 年は個人的サンクトガーレンの年
  5. サンクトガーレンとは
  6. チョコビールができるまで
  7. インペリアルチョコレートスタウト 2009 の出来はいかに

サンクトガーレンの宣伝部員を拝命したよ

Hop or die!サンクトガーレンのチョコビール 2009 という記事でサンクトガーレンが宣伝部員を 10 名募集している旨のメールマガジンを紹介しましたが、結果的にサンクトガーレンの宣伝部員を拝命する運びになりました。

宣伝部員に対しては、一般発売の 2009 年 1 月 16 日より一足早い 2009 年 1 月 14 日にビールが届けられ、同時に 一般発売より早く入手できた喜びと優越感に浸りながら(笑)感想などをブログにアップして下さい という任務を負うことになります。

私はもちろん予定と休肝日を調整して備えていますが、当日にチョコビールを飲んだ後に、ビールの解説やサンクトガーレン自体の紹介まで含めた記事を書くのは難しいと思うので、当時は感想のみに専念できるようにあらかじめ書ける部分の記事を本日書いている次第です。

なれそめ

私がサンクトガーレンの存在を知ったのは 2006 年 5 月のこと。 ジャパン・ビアフェスティバル 2006 に誘われてホイホイ大阪会場まで足を伸ばしたら、 id:iwaim さんに こういうイベントがあるし、まあ九州からは来ないとは思ったけど全く知らせないのもあれだから教えたらホントに来たよ ! アホですよね とネタにされつつ 2 日間でビールを 50 杯くらい飲んでいた中に、サンクトガーレンが出品していたブラウンポーター、アンバーエール、ゴールデンエールを味わったのがきっかけです。

ジャパン・ビアフェスティバルは、数十社にもおよぶブルワリーが一同にブースを設け、参加者は最初に入場料を払って好きなビールを試飲するという形のイベントです。 そのため、動き方としては「地理的などの理由で、これまで飲みたくても飲むことができなかったブルワリーのビールを味わってみる」「特定のスタイルに狙いを定めて、複数のブルワリーの違いを楽しむ」といったものが考えられ、サーヴ→ブースを離れて試飲→試飲し終えたら次のブースに並ぶ ( ブース近辺で試飲したり、前のビールの試飲が終わらないまま他のブースに並ぶのはマナーとして良くありません ) のですが、当日の会場で飲んだブラウンポーターの美味しさに、ブラウンポーターを飲んだら再びサンクトガーレンの列に並んだ自分がいました。

結局、アンバーエールを飲んだ後に再度並んでゴールデンエールをサーヴしてもらうという連続っぷりだったのですが、その後福岡に帰宅してすぐにサンクトガーレンにオーダー、という流れにはなりませんでした。 2006 年は国内の地ビールよりもベルギービールやドイツビールを積極的に購入しており、サンクトガーレンに限らず日本のビールはあまり飲んでいない年だったからです。

再度の出遭い

時は流れて 2006 年秋。 el Diablo 2006 が発売されるという話題を耳にし、サンクトガーレンが作るバーレイワイン ! ということでオーダーしました。 その流れで 2007 年初春に登場するインペリアルチョコレートスタウト 2007 を知り、とりあえず 3 本オーダーしてみました。

その後実際に届いたインペリアルチョコレートスタウト 2007 は予想を上回る味わいで、非常に感動したのを覚えています。 そういえばその年は、同じ部署だった女子が義理のわりには手の込んだチョコレートを配っており、ありきたりなお礼では何だしお酒が好きだというので、 3 本のインペリアルチョコレートスタウト 2007 のうち最後に残していたものをプレゼントした記憶があります。 実はその甲斐あって、インペリアルチョコレートスタウト 2007 をプレゼントした女子は今の妻です。 サンクトガーレンが取り持つ縁というのは素晴らしいものです !

......いやまあそれは流石に嘘です。 そこまで出来すぎた話はありませんよ ?

2008 年は個人的サンクトガーレンの年

そして 2008 年になり、元日の午前中に早速インペリアルチョコレートスタウト 2008 とスイートバニラスタウト 2008 、そして頒布会 2008 のオーダーを入れている私がいました。 頒布会だと送料が抑えられるのに加え、個別に買うのに比べてビール自体の価格も安くなるのでオーダーしたのですが、頒布会に含まれるラインナップでは、インペリアルチョコレートスタウトとスイートバニラスタウトが少ないので追加で注文をしたのです。

おかげで定期的にサンクトガーレンからビールが届くようになり、そして一人の人間が通常の生活で飲めるビールの量は上限がありますので、自然に他のブルワリーのビールを買う機会が減り、私の中でのサンクトガーレンのシェアは上昇するわけです。

そのため、 2008 年 5 月に参加したジャパン・ビアフェスティバル東京会場では、 21 杯の試飲のうち 7 杯がサンクトガーレンという偏り方になりました。 本当は、既に知っているブルワリーではなく、まだ味わったことがないブルワリーを重点的に廻る方がイベントの趣旨に合っているのだと思います。 しかしこの年は会場のキャパシティのわりに入場者数が非常に多く、思うように立ち回るのが難しかったので、サンクトガーレンのブースがあった会場右手奥のエリア付近でサーヴ→ブースを離れる→試飲→ブースに並ぶというサイクルでした。 この年はサンクトガーレン広報の中川さんともご挨拶して名刺交換できて楽しかったです。 でも今年のジャパン・ビアフェスティバルも、同じ会場で同じくらいのチケット販売だったら参加を躊躇うかなあ......。

サンクトガーレンとは

おっとサンクトガーレンと自分との関わりばかり書いてサンクトガーレンの紹介が遅れました。

サンクトガーレン自体の歴史や現在の状況についてはこれらのページを直接見ることが手っ取り早いと思いますが、ここでは私なりに「サンクトガーレン」という会社について感じたことを。

サンクトガーレンは、「社長兼醸造責任者」の岩本伸久さん、「企画・広報担当」の中川美希さん、「醸造担当」の野田将人さんの 3 人という少人数体制の会社です。 これらの役職はあけましておめでとうございます|伝説のチョコビール完売までの日々を参考に書いていますが、中川さんは企画・広報以外にも営業を担当しているような感があったり、原材料の仕込みをサポートしている記述があったりしますし、社長の岩本さんから注文に関するメールをいただいたこともあります。 ( 【プレス】元祖地ビール会社「サンクトガーレン」| バレンタイン限定"チョコビール"発売によると、 ビールの醸造から配送作業、営業まで を岩本さんが行っているとの記述もあります。 ) 少人数ゆえに、明確に担当する仕事を区切っていないのだと思います。

私は 2008 年から Hop or die! というビール関係のトピックスを蒐集するページを作っています ( いったん途絶えましたが 2009 年から改めてスタートしました ) が、その蒐集を通して感じたことは、「おそらく日本で一番企画・広報に力を入れているブルワリーだ」ということです。 Hop or die! はなるべく多くのトピックスをメモし、私の好みや特定の企業に偏らないように心がけていますが、やはりプレスリリースや各種メディアへのニュース提供を行っている所ほど多くのトピックスをメモし、そのブランドのタグを付けていくことになります。 (Tag Cloud を見ていただけると分かると思いますが、サンクトガーレンベアレンが非常に多くなっています。 )

もちろん、企画・広報だけが活発でも肝心のビールが美味しくなければ、その企画・広報は活きてきませんが、私を含む多くの愛飲者がいることがその証左となっているでしょう。 また、インペリアルチョコレートスタウトをはじめとした、販売時期限定の各種の企画があることも話題を生み消費者を引きつけるのでしょう。

チョコビールができるまで

さて、そんな販売時期限定のインペリアルチョコレートスタウトですが、 チョコビールにチョコは入っているのか ? という記事で、サンクトガーレン インペリアルチョコレートスタウト、オレンジチョコレートスタウト、スイートバニラスタウトはチョコレートモルトのみでチョコレートテイストを得ていると紹介しました。 これをもう少し詳細に考えてみましょう。

知識ゼロからのビール入門というビール入門書があるのですが、その 82 ページにビールができるまでの工程が記されています。

  1. 麦を麦芽にする。 Malt
  2. 麦芽を破砕する。 Milling
  3. 破砕した麦芽にぬるま湯を加え粥状にし、デンプンを糖に変える。 Mashing
  4. 粥から麦汁を漉し取る。 Sparging
  5. 麦汁を煮沸しながらホップを加える。 Boiling, Hopping
  6. 麦汁を冷却して酵母を加える。 Cooling(Chilling), Yeast Pitch
  7. 発酵させる。 Fermentation
  8. 熟成させる。 Lagering
  9. 容器に詰める。 Racking

地ビール会社で働く広報の日記☆「スイーツビール」のウラガワ: モルト5トン到着によれば、既にモルト化されているものを購入しているようです。

インペリアルチョコレートスタウトの原材料は麦芽とホップと水だけですので、おそらくモルティング以降の工程は先に引用したものと大きくは変わらないでしょう。 ピルスナー ( この場合は国内大手メーカーが作る黄金色の、皆さんが考えるいわゆる「普通」のビール ) との違いはチョコレートモルトを用いること、 原料を通常の黒ビールの2.5倍以上使用した、超濃厚なフルボディ なビールであることでしょう。

なお、オレンジチョコレートスタウトの場合は地ビール会社で働く広報の日記☆「スイーツビール」のウラガワ: 薄く切ったオレンジを大鍋へ!地ビール会社で働く広報の日記☆「スイーツビール」のウラガワ: オレンジ煮込み中などの作業が公開されています。 私の予想に過ぎませんが、フルーツビールの場合は発酵または熟成の段階で果汁を加えるため、オレンジチョコレートスタウトもその段階でオレンジエキスを投入するのではないでしょうか。 なおオレンジチョコレートスタウトも、 チョコレートモルトを使用した黒ビール をベースにしており、だいだい以外の副原料は使われていません。

スイートバニラスタウトも「発酵か熟成の時にバニラエキスを投入しているのかな ? 」と想像したのですが、地ビール会社で働く広報の日記☆「スイーツビール」のウラガワ: バニラは液体ではありませんによるとバニラエッセンスではなくバニラビーンズを用いており、 ただビールに漬け込んだだけでは香りがつきにくい という記述があるので、単に投入しているだけではないかもしれません。 こちらも同様に チョコレートモルトを使用したエスプレッソのように濃厚な黒ビールにマダガスカル産バニラで甘く優しい香りを溶け込ませました ということで、バニラ以外の副原料は使われていません。

インペリアルチョコレートスタウト 2009 の出来はいかに

さて、ここまでサンクトガーレンについてほぼ手放しでポジティブな評価をしてきました。 もちろん、ポジティブな評価を自分が持っているからこそ宣伝部員に名乗りを挙げて、こうして文章を書いているのですが。

実は、私個人の感想ではインペリアルチョコレートスタウト 2008 はインペリアルチョコレートスタウト 2007 に比べるとお世辞にも良い出来ではない、と思っています。 もちろんそれ単体で飲めば充分に美味しいビールですが、インペリアルチョコレートスタウト 2007 と比較してしまうと......ということです。 ( 私自身はビアテイスターやビアジャッジ等の資格を持っておらず、この感想は正確なテイスティング、正確なジャッジではありません。 )

残念ながらインペリアルチョコレートスタウト 2006 の時はまだ存在を知らなかったので、初めて飲んだインペリアルチョコレートスタウト 2007 のファーストインプレッションを引きずった感想である可能性もあります。 ただし、同じくインペリアルチョコレートスタウト 2007 とインペリアルチョコレートスタウト 2008 を飲んだ友人も、 2008 は 2007 には及ばないと言っていたので、そう大きな錯誤はしていないと思います。

この記事を書いた翌日の 2009 年 1 月 14 日、頒布会 2009チョコビール 2009 でオーダーした分のビールが届きます。 その中にインペリアルチョコレートスタウト 2008 と インペリアルチョコレートスタウト 2009 が含まれるとのことです。 そして我が家の冷蔵庫には頒布会 2008 の際に届いて保存していたインペリアルチョコレートスタウト 2007 があるので、 3 年分のインペリアルチョコレートスタウトが揃うことになります。

宣伝部員の任務は 一般発売より早く入手できた喜びと優越感に浸りながら(笑)感想などをブログにアップ ということですが、せっかく ( 拙い舌ながらも ) 垂直テイスティングできる立場にあるので、できる限り正直に今年の出来を書きたいと思っています。

もちろん、テイスティングというか最初の比較が終われば、インペリアルチョコレートスタウト 3 年分を存分に味わうことができるので、それは今から楽しみで仕方がありませんが。 ......とここまで書いて気付いたのですが、オレンジチョコレートスタウトも同日に届くんですよね。 それもいち早く飲んで感想を書きたいのですが、流石に 4 本は飲みすぎではないかと思います。

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2009-01-30T02:40+09:00 - iwaim

《サンクトガーレンとベアレンが非常に多くなっています》をみて思ったんだけど、ベアードをチェックしてたらベアードも上位に入ってくるんじゃなかろうか、と思いました。ベアードも美味いよー。

補足情報

著作、講演、制作実績など