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ホップ本3.0の刊行(?)のお知らせ
ここ半年ほど取りかかっていたことがありますが、発表しても良いとの連絡が来たのでお知らせします。 私と3ping, vicuna CMSの市瀬さん、lucky bagの福島さんとで共同執筆していた「実践 Web Standards Design(通称:ホップ本)」(技術評論社の紹介ページ、このweblog内での関連記事群)ですが、このたび3版目を刊行(?)することとなりました。
本来は3人の共同でのプロダクトについて書く場であるlh3.jpで発表すべきなのですが、現在サーバ側の事情であちらの更新がMovable Typeで行えなくなっているので、取り急ぎ私のweblogからのお知らせとなります。
3.0って?
さて、この「実践 Web Standards Design」ですが、版数や刷数を数える際に、当時からの流れを知らない人には混乱しがちな事情がありますので、改めて解説します。
元々は2007年3月1日に株式会社 九天社より初版第1刷を刊行し、その後2007年5月1日に初版第2刷、2008年3月1日に初版第3刷を刊行しました。
これらは同じ「初版」ではありますが、第2刷・第3刷では都度その時点での仕様更新やブラウザのバージョン対応などは加筆修正を行い、いわゆるマイナーバージョンアップを行っています。
その後2008年6月に株式会社 九天社は破産申し立てを行い倒産しました。
そのため、その時点で私たちの出版権は宙に浮いたため、数社との協議を行い、最終的に株式会社 技術評論社から再刊行することとなりました。
こちらは私たちからの視点では「第2版」のつもりですが、技術評論社からの刊行としてはもちろん「初版」となるため、奥付では「2009年1月5日 初版第1刷発行」となっています。
その後増刷の運びとなり、2009年5月5日に(技術評論社版の)初版第2刷が刊行されています。
(関連:lh3.jp - 実践 Web Standards Design の再刊行のお知らせ)
これらを簡単にまとめると、このお知らせ記事を書いている時点では「九天社版」が第3刷まで、「技術評論社版」が第2刷まで刊行されていることになります。 「版」をメジャーバージョン、「刷」をマイナーバージョンとすると、次のような感じになります。
- ホップ本1.x(九天社版)
- ホップ本1.0(九天社の初版第1刷):2007年3月1日 発行
- ホップ本1.1(九天社の初版第2刷):2007年5月1日 発行
- ホップ本1.2(九天社の初版第3刷):2008年3月1日 発行
- ホップ本2.x(技術評論社版)
- ホップ本2.0(技術評論社の初版第1刷):2009年1月5日 発行
- ホップ本2.1(技術評論社の初版第2刷):2009年5月5日 発行
そのため、このたび刊行(?)するものは「ホップ本3.0」として先の見出しとしています。
刊行(?)って?
さてさっきから歯切れの悪い表現の「刊行(?)」ですが、これは「刊行」として表現していいものか、と思いまして。 実はこの「ホップ本3.0」は、一般書店の店頭には並びません。
詳細な情報は今後このweblogや、(復旧次第)lh3.jpでお知らせしていきますが、このたび公開された技術評論社の電子出版サービス(今日時点ではまだティザーサイトです)を活用して電子書籍としてのリリースを予定しています。
そのため、「刊行(?)」という表現になっています。 「刊行」は辞書の定義では「印刷して世に出すこと」とされているためで、今回「印刷」はしないものなあ......と。
そうそう、印刷しないということは、「新しい版の書籍は電子書籍版も同時にリリース」といった類ではなく「新しい版の書籍は電子書籍版のみのリリースで、紙書籍は発行しない」ということです。
ホップ本2.1の単なる電子化なのか?
詳しくはまた改めて書きますが、この「ホップ本3.0」は「ホップ本2.1」の単なる電子化ではありません。 今回は紙の書籍を発行しないということで、紙を前提としない構成になりますし、何より「ホップ本2.1」の刊行から2年あまりが経過し、Webを取り巻く環境も大きく前進しています。 それらのことを踏まえ、出来る限りのところは見直しを行っていますので、「ホップ本1.x」や「ホップ本2.x」といった既刊をお持ちの方も、今回の3.0で初めて「実践 Web Standards Design」に触れる方にも役立つ書籍となることを目指しています。
具体的な発売日や発売形態については随時情報を追加していくので、今回は簡単なお知らせとなりますが、改めてよろしくお願いします。