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業界情勢 Archive

"第三、第四のビール"魅力を感じるキーワードは「カロリーオフ」

私は、自分でビール類を購入するときは節税型の発泡酒、その他の醸造酒 ( 発泡性 ) (1) 、リキュール ( 発泡性 ) (1) は選びませんが、その商品コンセプト自体を否定しているわけではありません。 そもそも日本の酒税法の税率の中で、ビールの税率設定が格段に高いがために、各メーカーとも創意工夫を行った結果生まれた商品ですし、いわゆる「日本の酒税法上で定義される日本のビール」の苦味が苦手という場合は、これらの商品の方が飲みやすいという方もいらっしゃるでしょう。

そのため、  「第三・第四のビールのどのキーワードに魅力を感じるか」複数回答形式で聞いたところ、「カロリーオフ」が全体の45.7%と最も多く、次いで「糖質カット」が34.7%、「のどごし」が27.6%、「プレミアム」が26.1%の順。 というくだりで「カロリーオフ」や「糖質カット」「のどごし」という回答が出るのは理解できますが、「プレミアム」って一体......。

ビール:今後の飲用意向、1位「スーパードライ」 自分へのご褒美として飲みたい「ヱビス」「ザ・プレミアム・モルツ」

私個人の主観で述べさせてもらいますが、

飲んだことがあるブランドの中から、飲みごたえがあると思うブランドをたずねると、330人中178人が回答した「ヱビスビール」が1位。 「アサヒスーパードライ」が僅差で2位だった。 3位には「ザ・プレミアム・モルツ」が入った。

スーパードライを飲んだことがある 366 人のうち 187 人が飲みごたえがあると回答って......。 その 187 人が他のビールを飲んだらどのように感じるんだろう、と思いました。

アサヒビールが韓国の OB ビールを買収か、との一部報道に、アサヒビールは慎重なコメント

NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース-企業の事業戦略、合併や提携から決算や人事まで速報では アサヒビールは韓国ロッテグループと、韓国ビール2位のOBビールを共同で買収する検討に入った アサヒビール 韓国ビール2位のOBビール買収検討 - MSN産経ニュースでは  アサヒビールは韓国ロッテグループと共同で、韓国ビール2位のオリエンタル・ブリューワリー(OBビール)を買収する検討に入ったことが6日、明らかになった。 と報じられています。

それに対し、 2009 年 2 月 5 日 19:44 付けの時事ドットコム:OBビール買収、「オファーない」=アサヒビール幹部では 全くオファーがなく、コメントできる状況ではない。まず中国ビール事業の改善が課題だ という小路明善常務からのコメントがありますし、 2009 年 2 月 6 日 11:39 付けの時事ドットコム:アサヒ、OBビール買収検討=韓国2位、海外展開加速では 「現段階で提案は来ていないが、話があれば考えたい」(広報担当者)として、今後買収に向けた検討を始める方針を明らかにした というコメントもあります。 また 2009 年 2 月 6 日 10:46 付けのアサヒビール(2502)は韓国のOBビール買収報道で反発 2009/02/06(金) 10:46:31 [サーチナ] でも 今朝、上記報道について「現段階で買収を検討しているという事実はない」旨の発表を行なっている とも報じられています。 また、日経も先日の記事では冒頭のように 買収する検討に入った と報じていますが、 2009 年 2 月 6 日 10:16 付けのNIKKEI NET マネー&マーケット:国内株-注目株の動きでは アサヒは9時に「現段階で買収を検討しているという事実はない」とのコメントを発表した との追加報道を行っています。

MSN産経ニュースは 2009 年 2 月 6 日 10:18 付けの記事で 共同で買収する検討に入ったことが6日、明らかになった と報じており、また 2009 年 2 月 6 日 11:29 付けのアサヒ、韓国ビール大手買収検討 韓国ロッテと共同で - 47NEWS(よんななニュース)でも  アサヒビールが韓国ロッテグループと共同して、韓国2位のビール会社「OBビール」の買収を検討していることが6日、明らかになった。 との報があるので、最終的にどんな方向に決まるか、今後の追加情報が待たれます。

ベアレンに特別賞 大手ネットショッピングモール

アサヒビールは最高益 広告費削減が寄与

アサヒビールによる青島ビールの株式取得続報

中国における青島啤酒股份有限公司の株式一部取得に関するお知らせに引き続き、いくつかのメディアで取り上げられています。

中国における青島啤酒股份有限公司の株式一部取得に関するお知らせ

アサヒビールのニュースリリース以外にも、多数メディアで取り上げられています。

サッポロの4位転落で激化する高級ビール戦争

いよいよ業界再編へ突入か?大手ビールメーカーの窮地

アサヒ、大豆系ビールの生産から撤退へ

アサヒビールが、新ジャンルカテゴリの商品のうち、麦芽を使わずに製造することで低価格を実現している、「その他の醸造酒 ( 発泡性) (1) 」の生産から撤退するようです。 新ジャンルカテゴリは「リキュール ( 発泡性) (1) 」の生産一本に絞るようです。 同様のニュースアサヒ、「勝負は麦芽」で決断 キリンと差別化も狙いでは戦略的な部分について書かれてあります。

なお、この weblog では基本的に「その他の醸造酒 ( 発泡性) (1) 」 と「リキュール ( 発泡性) (1) 」は区別して考えています。 ( 今回紹介するニュースではどちらも「第 3 のビール」と一括りにしているようですが。 ) それらの違いについては hxxk.jp - 「ビール」「発泡酒」「その他の醸造酒 ( 発泡性) (1) 」「リキュール ( 発泡性) (1) 」の違い、分かりますか ? 国内大手メーカーのビール系商品まとめを参考にしてください。

また、トピックスをメモするにあたっては、酒税法上の分類で用いられる副原料の使用の有無ではなく、麦芽使用率を元に分類しています。 特に私がメモするビールの中には、麦芽使用率は 100% あるいはほぼそれに近い形であっても、フルーツやスパイスといった副原料を使用しているがために発泡酒扱いになっているビールが多いですし。 なお、麦芽使用率を抑えることで税金を抑え、低価格を実現している商品については節税型発泡酒・新ジャンルタグが付けられたメモを活用してください。

2008 年のビール酒造組合加盟各社の、ビール系飲料国内市場販売実績が発表される

サントリー発表の 2008 年販売実績がサッポロ発表の 2008 年販売実績を上回るで販売実績の速報を伝えていましたが、正式な実績発表が行われたようです。 私なりにこれらのニュースからまとめてみると、

  • 課税出荷数量は前年比2.7%減少で、 1992 年以来 4 年連続で過去最低を更新。
    • 課税出荷数量は 4 億 8268 万ケース。 (1 ケースを大瓶 20 本換算として )
  • 出荷割合はビールが 53.1% 、発泡酒が 23.3% 、新ジャンルが 23.7% となり、新ジャンルが発泡酒を上回っています。
    • ビールと発泡酒は出荷割合が減り、新ジャンルのみが出荷割合増となっています。
  • メーカー別シェアは
    1. アサヒビール 37.8%
    2. キリンビール 37.2%
    3. SUNTORY BEER 12.4%
    4. サッポロビール 11.8%
    5. オリオンビール 0.8%
    • アサヒビールは 8 年連続の首位。
    • サントリーは 1963 年の事業参入以来、初の 3 位。

といった感じでしょうか。 大手メーカーの中では、個人的にはキリン党なので、 2009 年こそは首位奪回をしてもらいたいところです。

星野リゾート系のヤッホー、地ビール2割増産 コンビニ向け拡大

ヤッホー・ブルーイングが 2009年11月期の生産量を前年の1600キロリットルから2―3割増やす とのことです。 1600kl の 2-3 割増ということは、 2000kl 台に届くかもしれませんね。

ヤッホー・ブルーイングはよなよなエールや軽井沢高原ビールを醸造しているブルワリーで、 2008 年秋からそれまでの販路を拡大し、コンビニでは従来のローソンに加えてサークル K サンクスと am/pm を追加しているため、需要拡大に備えての増産の投資とのことです。

サントリー発表の 2008 年販売実績がサッポロ発表の 2008 年販売実績を上回る

SUNTORY BEER 発表の 2008 年販売実績が、サッポロビール発表の 2008 年販売実績を上回ったとのこと。 各ニュースでそれぞれ詳細情報が書かれているのでまとめてみました。

  • サントリー発表の販売実績は前年比 9.3% 増の 5,959 万ケース、サッポロ発表の販売実績は前年比 8.5% 減の 5,630 万ケース。
  • ザ・プレミアムモルツの販売実績は前年比 21% 増の 1,149 万ケース、ヱビスの販売実績は前年比 9.7% 減の 1,082 万ケース。と金麦はそれぞれ 1,000 万ケースを突破。
  • サントリー以外は 2008 年の 2-4 月に全商品の値上げを行ったが、サントリーは 2008 年 9 月までは缶商品の値上げを行わなかった。
    • サントリーが値上げした後の10~12月期の販売量をみると、サッポロがサントリーを抜き返しており、再逆転は十分に視野に入っている。
    • 昨年も10―12月の販売数量ではサッポロがサントリーを若干上回ったもよう。価格据え置きで販売を伸ばしたサントリーがさらに上乗せをするのは容易ではなく、両社の差は目標ほど開かない可能性が高い。

なお、 正式なシェアは15日に発表される とのことです。

「麒麟淡麗〈生〉」が1998年の発売以来、累計販売本数で200億本を突破

麒麟淡麗<生> の 2008 年 12 月末までの累計販売本数が 350ml 缶換算で 200 億本を突破したというプレスリリースを各ニュースが取り上げています。 プレスリリースのページでは、これまでの販売動向の推移も見ることができます。

本題には関係ありませんが、同じ話題のニュースのリンクを並べてみると、各社がニュースを Web で配信することについて、どのようなスタンスなのか分かりやすいですね。 日経プレスリリースは title 要素をどうにかした方が良いと思います......

缶ビールの価格据え置きでサントリーがサッポロ逆転へ

サントリー、4月からビール・発泡酒とビールテイスト飲料などの価格を値上げにてサントリーの価格値上げをお知らせしていましたが、この時は ※缶入り商品は対象外です。 ということで、缶入りのものは価格が据え置かれていたため、サントリーのシェアがサッポロを抜くのは時間の問題、という記事です。

「容器別の値上げなんて前代未聞。再利用できる樽と瓶より、缶のほうがコスト負担は大きい。価格据え置きは『最需要期の7~8月まで安売りします』と宣戦布告しているようなもの」とライバル会社は怒りを隠さない。 とありますが、そもそも価格は足並みを揃えるようなものなんでしょうか。 缶自体のコスト、および酒税によってどうしても値下げできない最低価格というものはあるでしょうが、「うちより安売りするなんて」と憤るのは何だか筋が違うような。 ちなみにサントリーも9月から缶入りビール類を値上げするので、最終的にはブランディングや味わいで勝負することになるのですが。

ワールド・ビアカップ 2008 の日本からの入賞ビール

全部で 2,864 銘柄が参加した中で、 10 銘柄が入賞しています。

  • 関連メモ

ビールの市場動向が最新版に 2008-04-10

ビール酒造組合が公開しているデータファイル・市場動向レポートが最新のデータに更新されました。 2008 年 3 月分が追加されています。

  • 関連メモ

「ニセコビール」工房 旧宮田小校舎に移転 グリーン社、連休前の開業目指す

2002 年春から醸造を開始している niseko beer が、ニセコ町が 2006 年から行っていた施設利用者の募集について、 2008 年 4 月 8 日の町議会にて承認されたとのことです。

これを機に体験工房も設ける予定で、汾陽社長は「ビールが好きな人に瓶詰めや発酵などの際に足しげく通ってもらい、自分ならではのビールを追求する喜びを感じてもらいたい」と話す ともありますので、いわゆる BOP 設備を整備するのでしょうか。

また、 同社は、教室を工場にする計画で、現在使用している機械を運び込む。 経費を抑えるため、新たな改装などは行わない方針 ということで、教室をそのまま工場化するようです。 まるで、日本橋ヨヲコの漫画「 G 戦場ヘブンズドア」に登場する漫画家、町田都 ( 学校校舎をそのまま漫画執筆の環境にしている。 G 戦場ヘブンズドアより前に刊行された日本橋ヨヲコの短編集バシズムのあとがきで「黒板や机やロッカーを買って学校みたいな仕事場にしよう」と書かれていた夢を作中で実現している ?) のようじゃないですか ! 北海道に旅行に行くことがあれば是非立ち寄ってみたいなあ。

  • 関連メモ

サントリーも9月から缶入りビール類を値上げ

pintprice.com - the price of beer anywhere in the world

はてなブックマーク - 「ビール」を含む新着エントリー世界のビール価格を検索してみよう - とくとみぶろぐという流れで知った世界のビールの価格相場サイト。 例えば、日本のビール価格だとコンビニ・福岡・大阪・東京それぞれの価格相場が表示されます。

恐らく、コンビニの場合は缶ビールあるいは発泡酒、大阪や福岡の場合は一般的な居酒屋、東京の場合はビアバーでの価格になっているみたいですね。 ( それとも東京だと生中が 700 円とか 800 円とかするのでしょうか ?) あと、コンビニって convenience store だから、略するなら conbini じゃなくて conveni のような気もしますがまあそれは重箱の隅つつきかも。

遠野市がビール事業から撤退、宮守ブロイハウス株を譲渡

ビールの統計資料が最新版に 2008-04-01

ビール酒造組合が公開しているビールの統計資料のうち、月別ビール課税移出数量(会員5社)が最新のデータに更新されました。 前年比では増となっていますが、 2000 年以前の数量と比べると大幅に減っていますね。

オリオンビール 4 月から値上げ

ビールの統計資料が最新版に 2008-01-21

ビール酒造組合が公開しているビールの統計資料のうち、国別ビール生産量国別ビール消費量国別 1 人当たりビール消費量が最新のデータに更新されました。 日本は生産量も消費量も対前年比はマイナスになっていますね。

07年のビール系飲料販売数量、アサヒが7年連続首位

2007年のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売数量はアサヒビールが1億8740万ケース(1ケースは大瓶20本換算)でキリンビールを100万ケース上回り、7年連続で首位だった。シェア算定のもとになる課税出荷数量とは異なるが、アサヒが小差でキリンを上回った可能性が高い。

187,400,000 ケースで 1,000,000 ケースの差ということは、キリンビールの販売数量は 186,400,000 ケースということでしょうか。 確かに小差ですねえ。

サントリー「缶ビール」7月値上げ

価格の据え置きを発表していた同社の缶ビールを、7月に値上げする方針を明らかにした。原材料が高騰しているためで、3月に正式決定する。 とのことなので、現在ではまだ確定した話ではありません。 しかし、 上半期は(据え置きで)持ちこたえたいが、7月には値上げせざるを得ない という話ですので、値上げはほぼ確実となるでしょうね。

ちなみに、 サントリーだけは缶ビールに限って据え置くことにしていた というのは、サントリー、4月からビール・発泡酒とビールテイスト飲料などの価格を値上げというニュースの ※缶入り商品は対象外です。 という部分です。

北海道洞爺湖サミット - アサヒビールのチャリティデザイン缶・瓶

サントリー、4月からビール・発泡酒とビールテイスト飲料などの価格を値上げ

高級路線が当たる?エビスビール年間販売量、過去最高に : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ビール類市場は全体として縮小傾向にあるが、高級ビール市場は年々拡大している。1人の消費者が場面や用途で高額商品と低価格商品を買い分ける「二極化」が進んでいるためだ。

高額/低価格というよりは高税率/低税率なのが日本のビール市場。 いかにして課税率を下げつつも、味わいを失わないよう努力されている方々には頭が下がりますが、麦芽とホップと水だけで造られるビールの税率が諸外国に比べて突出して高いという現状が無ければ、もっと純粋においしいビールをみんなが味わえると思います。

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